戦争は女の顔をしていない

(岩波書店)

 

第二次世界大戦の独ソ戦
ロシアで従軍した女性500人以上のインタビューです。

戦争を知る人が生きているうちに書き残すべきこと

ジャーナリストの著者はノーベル文学賞を受賞しました。

狙撃兵をはじめ様々な立場の女性兵士、看護師、医師
多くの女性が自ら志願して従軍

多くが命を落とし、
生き残った人たちの証言

戦争が終わったら
戦争の経験は
ひた隠しにしなければならなかった

でも語り始めた女性たち

一人ひとりがまさに体験した生の情景が
語られています。

激しい銃撃戦
間近で死んでいく仲間
退いたら殺す、と味方に言われる現場
ドイツ人の捕虜の少年に
パンをあげた女性の描写

戦場における女の顔
女の視点での戦争の語りは
異なるもうひとつの物語です。

回顧とは
時間を戻して過去を新たに生み出すこと
自分の人生を書き換え
書き足し創造すること

人間は年をとると
今まで生きてきたことは受け入れて
去っていくときの準備をしようとする

死のことを思わずに
人間は心の中のことは見えない

でも今の時代
同じことが起きているという事実

時代が進む方向は変えられないのか
目の前の事実に抗えなくなり
過ちを繰り返しはしないか

今、ベストセラーとなっている1冊です。

 

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