2019年5月24日

便利にもリスク

先日、衝撃の出来事。

———————
まさかのインロック
———————

前日、東京に泊まり、
朝、ミーティングに出て
群馬に戻り、
午後は病院で仕事

というスケジュール。

昼には高崎駅に着いて
車を止めてある駐車場へ。

重い荷物を全部
助手席に乗せて
普通にドアを閉めると

カチッ。

えっ・・??

あかない!!!

どのドアもあかない!!!

鍵はバックの中に戻してしまっていた・・。
手ぶらで車外にたたずみ呆然。。

どうする??

近くの交番に行って
電話を借りて
JAFをお願いしました。

ついでに
病院にも電話させてもらいました。

JAF到着には1時間かかると言われ
スマホも車内だから連絡もとれないので

早く来るかもしれないしと
駐車場で待つこと40分。

「時間がかかるかもしれないですが・・」

と言いつつ、すぐあきました。

「携帯と一緒におくと
こういうことがあるって
聞いたんですけど」

——————–
そんな話はあったのか・・
———————

まだ購入して半年の車

販売店の担当の方
ラインでやりとりする
とても気さくな方なので
お伝えしたら

「えーーっ」

と驚きながら

「携帯と一緒にしておくため?
って聞いたことあるんですけど・・」

また・・?

知らなかったけど・・。

^^^^^^
以下、

鍵の特急マスター
サイトより

「電波干渉による車の鍵の
インキートラブルについて」

電池式キーであるスマートキー等の
インキーの主な原因として挙げられるのは、
電源トラブルと電波干渉です。

電子式のキーは、
車に搭載されているコンピューターと
電波で交信を行い、施錠・解錠が
できる仕組みです。

スマートフォンが発信している
電波と干渉してしまい、
誤作動を起こすのです。

それと同時に、
携帯電話から発せられる電波は、
電子式キーを待機状態から
交信状態に変えてしまうため、
電池の減りがとても速くなります。

そうは言っても、
スマホと鍵は財布と共に持ち歩くことが
多いのが現実ですので、
自宅で保管する際は車のキーとスマホは
別々の場所に離しておく方がいいでしょう。

^^^^^^
 ↑ ここまで

結構言い切っていますが・・。

少なくとも

鍵のレスキュー業者もJAFも
認識している?

当然の注意として
伝えられているとは思えず

もっと広く伝えて!!
改善策が違うのでは?

と思ったのでした。

——————–
事実が大事
———————

とはいっても

簡単に確証が得られるものではないですが

そういえば発生時の詳しい状況は
聞かれませんでした。

JAFのHPで確認すると、

JAF出動の第3位がインロック。

こちらにはスマホのことは
記載されていませんでした。

当然、他の理由でも起こりうるでしょう。

スマートキーは便利ですが
トラブルは起こるので

リスクを予期して
必ずキーは手元にという
習慣は必要ですね・・。

医療のエラー
ヒヤッとしたこと

1例起こると

他でも注意していないと、と
病院内全部に注意喚起です。

日本医療機能評価機構
というところにも報告、

情報を全国的に収集しています。

全国から何例も
同じようなことが起こっていれば
全国に注意喚起を発信しています。

でも、自分の身に置き換えないと
他人事で終わり。

キーが車内にあったら
ロックされない
という状況に慣れてしまっているこの頃

スマホも鍵も
毎日身近に持っている

起これば重大事故にもつながりうる。

個人で注意のレベル?

手元に鍵なんて
注意するのは当然!?

反省ですが・・。

知られていない重大事項は
広く情報発信してほしいですが・・と

元医療安全管理者としては
いろいろと考えてしまいました。

とりあえず
車の販売店の方にも
報告して確認してね、と
伝えておきましたが・・。

でも、JAFを待っている間、
今ではまれな、何も持たない時間
なんだか貴重な時間に感じました。

どうしよう・・と考えてしまいましたが
しっかり活用しました。

親切な交番の方、

お待たせしてすみません!
と何度も言いながら
あっという間にあけてくれた
JAFの方

感謝です!!!

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2019年5月19日

医療のリスク 合併症とは?

———————-
合併症とは?
———————-

医療の結果が悪いときに

よく使う「合併症」という言葉。

定義は

①ある病気に引き続いて
起こる病気

たとえば
糖尿病の人に
網膜症や神経症が起こる
というようなこと。

②手術や検査などに
引き続いて起こる病気

手術の前には
こういう合併症のリスクが・・
と説明しているわけです。

———————-
合併症ではなくてミス!?
———————-

しかし、

医療者ではない方の

19% が

手術や検査などに
引き続いて起こる病気は

手術ミスなどすべて
医師の過失に原因がある
と理解していた

という調査結果があります。

医療ミスだ、合併症だ
というお互いの気持ちのずれ

起こったことの大きさ
事前の信頼関係

いろいろと関係してきます。

———————-
認識のずれ!?
———————-

ところが、

病院で使用する言葉、を調べた調査
医師への調査で

「合併症」という言葉

使用率
理解してもらう必要度
ともに第1位

最重要な言葉と思っている。

そして、

理解してもらう困難度は
80位

理解してもらうことは難しくない、
と思っている。

だって医師は合併症の話には
一番力を入れているんですから

ここが肝心なんですから

わかってもらえているに
決まっているじゃないですか。

というずれ。

どのように伝えるか
伝わるか

話し手の個人差もあるだろうなあと
思うのです。

信頼関係を築く、伝わる伝え方
医療者は努力が必要ですが

患者さんの立場でもぜひ
積極的にかかわる姿勢で
臨んでくださいね。

対話の場で
第三者的にみていると
今の言葉はわからなかったのでは
でも信頼は得られている

わかります。

医師の説明に立ち会う看護師さんは
話の内容を記録するだけでなく

そんな雰囲気を感じ取り
医師、患者の両者を理解し
寄り添うという役割があるのです。

*:.。*・゜゜・*:.。..

信頼を感じる

*:.。*・゜゜・*:.。..

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2019年5月15日

講演・講座・セミナー ラインアップ


大好評の声をいただいている代表的な講演・セミナー・講座です。
施設や研修会での開催に対応できる代表的なラインナップをご紹介します。

医療安全研修、実体験の話から、スタッフの意識を高めませんか?

コンフリクトマネジメント、学んだことがありますか?
自分の施設、研修の場でとりあげせんか?職場の意識が変わります。

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貴重な医療事故やコンフリクト対応の経験をもつ講師による研修です。
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日常生活・働きやすい職場つくりに活かすコンフリクトマネジメントの学び
【講演】
・医療事故からの学びを今後に生かす
【講演・セミナー(半日・1日・2日)】
・日常にも生かすコンフリクトマネジメント
・なりたい職場になるためのコンフリクトマネジメント ~客観視のススメ~

組織スタッフへの福利厚生として、地域一般住民の方向けにも開催しています。
健康意識を高めましょう!

 トータルで考えるエイジングマネジメント講座
  ・「キレイ」をいつまでも大切に(永井弥生)
  ・プロが教えるボディメイクの極意
   (元大手パーソナルジムチーフトレーナー:三浦貴大

このほか対象者に合わせた講演・研修をご提供しています。
ぜひご相談ください。

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2019年5月15日

1分間勉強法 1日集中セミナー


開催日:2019年7月7日(日) 場所:渋谷
開催日:2019年9月1日(日) 場所:渋谷

https://www.kokorocinderella.com/lp3-study/よりお申込みください。

「1分間勉強法1日集中セミナー」サイトでのお申込の際、医療関係者で「講師:永井」をご希望の場合は、「地域:メディカル」を選択してください。
その他、各地域にインストラクターがおります。オンライン相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

2019年5月15日

医療のリスクには・・お薬のアレルギー、薬の名前は?

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平成10年に渡したモノ
———————-

先日、1枚のヨレヨレになった
紙のカードを持って
若い男性が受診されました。

「薬剤副作用カード」

という黄色いカード

20年くらい前

薬のアレルギーがあったら
患者さんに伝えるモノがないと
ダメなんです!

といって
私が病院でつくったものでした。

平成10年

子供の時の手術で
消毒薬のアレルギー
テストもして確認して

このカードに記載して
お母さんにしっかりと
持っていてもらうようにお話して
渡したものでした。

ご本人がきちんと
持ってきてくださいました。

お母さんにしっかりと
言われていたのでしょう。

———————-
あなたに合わないお薬は?
———————

病院では必ず
お薬のアレルギーありますか?
と尋ねます。

今もたまにいらっしゃるのですが

「合わない薬があります
なんだかわかりません」

「抗生物質があわないんです」

こう言われると
薬を処方しようとしている医師は
困るのです。

もちろん、そういう事実が起こったときに
きちんと伝えていない医師が
いけないのですが・・。

薬のアレルギーは

「薬の名前」を

「患者さん自身」が

わかっていないと
だめなんです!!

薬が合わなかった
発疹がでた
肝機能が悪くなった

合わない、アレルギー
といってもいろいろですが

アレルギーはカルテにきちんと書くだけでなく

医師は
患者さんに知らせること!!

患者さんは
自分自身のこととしてわかっていること

が必要。

20年以上前から
今勤務する病院と
その後、大学病院でも

患者さんに渡すための
薬剤アレルギーカードを
作成しました。

薬剤のアレルギー情報として
電子カルテに登録することは
比較的もれなくなされているようですが

時にそれだけで終わってしまっていると
自分の病院でしかわからない。

ほかの病院を受診したら
伝えてくださいね、と
患者さんに
眼力を込めてカードに書いて渡します。

お薬手帳をきちんと持っている方には
そちらに記載しますが
全員持っているわけではないのです。

懐かしい、昔作成したカード
そのまま今も同じカードを使っています。

誰も直さないですね・・。

———————-
自分のことと思ってもらう伝え方
———————-

薬のアレルギーで発疹が出たけれど
治療して治った、良かった、

終わり、ではないのです。

でも、
今回合わなかった薬はこれですから

といってカードに書いて渡すだけでは
患者さんもなんだか
キョトンとしていることがあります。

「この病院では
登録してあるからわかるけれど

今後、ほかの病院にかかるときには
ご自分で伝えてもらわないと
わかりませんから、

必ず、ずーーっと携帯して
ほかの病院では
みせてくださいね!!!」

優しく眼力込めて!です。

たとえば
「抗生物質があわないんです!」
では困るのです。

何か使わなければならない状況が
起こる可能性は十分あるのです。

たくさん種類がありますから
使えないものがわかっていれば
ほかのものを使います。

似た種類で避けたほうがよいものとか
いろいろありますが

薬の名前が書いてあれば
あとは診る医師が
判断するはずです。

そこから先の判断は医師の責任です。

———————-
自分のことを伝える
———————-

なんだか懐かしい
自分が昔書いたカードでしたが

あまりにも古くなっていたので
書き直して
長らく大事にしていてくれたことに
お礼を言ってお渡ししました。

自分のことを
しっかり把握して
伝えてもらう

患者さんの協力なしには
安全でスムーズな医療ができません。

実は現場では、

何種類か一緒に飲んでいて
どれかわからないときはどうするのか

薬剤アレルギーかどうか疑わしいときは
どうなのかとか

いろいろな場面はあるのですが
解説すると長くなるので
またの機会にということで。。

基本は起こったこと、事実そのまま
医師の責任での自分の考えを伝え

あとはその後の状況で
診る医師に判断してもらうしかない。
メリットとデメリット
いろいろ考えて判断するはず。

真摯に毅然と

今その状況で
わかることを
そのままに伝える

何事も起こった後の対応
コンフリクトの対応

基本は同じですね。

*:.。*・゜゜・*:.。..

自分を把握する

*:.。*・゜゜・*:.。..

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2019年5月7日

医療紛争・コンフリクトでの対話の「場」

紛争対応の場では
かなり厳しい言葉も
あります。

医療ミスだろう!
医療事故だろう!

通常、ミスというときは、
何かを間違えてしまった
というようなエラーの事象を指します。

医療事故の定義というのは
エラー(過誤・過失)の有無を問わない
となっています。

エラーの有無を問わないけれど
予測外の悪い結果を指すということで
医療ミスを含む、という定義です。

定義云々といっても
怒りという感情が
表面に出ているところで
説明しても通じません。

相手がそう思っていると
承認、共感することは
必要なのです。

が、しかし、
一生懸命対応しようと思っていても

対話の場に

医療事故!
ミス!

といった言葉が出ると
その場の「気」が
ものすごく悪くなる。

患者さん側から出るのは
仕方がないですが、

これからきちんと対話をしたい
と考えている医療者から
わざわざもう一度、
そういった言葉を繰り返すのは
できれば避けたほうが良い。

「医療ミスだ!」
「重大なことだと考えています。」

「誤診だ!」
「当初の診断と最終的な
診断が異なっていました」

これからその内容について
話すのですから・・。

言葉は場の気をつくる。
表現は変えられます。

手術後の結果の問題、

「医療事故」とは言いますが、
明らかに間違ってしまった、
というエラーとは異なります。

当初、医療ミス!と言われた場合には
落ち着いて
「広義の医療事故と考えて調査しています」
と答えていました。

しかし、文字でみるものと実際は
少し異なります。

言い方、声、非言語の態度、
すべてがその場の空気を作ります。

スキルとして覚えておけばよい
というものではありません。

本当に真摯に対応しようという
気持ちがなければ伝わらない。

でもどう対応してよいのか
困ってしまう。

少しでも
知っていれば違います。

それから無言も対話。

焦らずに待つことも時には必要。

「場」の空気は大事です。

ちょっとした説明でも
人数に合わせて部屋を整えたり
座る場所を考えたり

もちろん、医療者の服装とか姿勢とか
視線とか、すべてが関係します。

普段から気遣いしていると
全体の雰囲気アップです。

*:.。*・゜゜・*:.。..

対話の「場」を整える

*:.。*・゜゜・*:.。..

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2019年5月4日

医療コンフリクトを生じないために ~共感表明とは

悪天候などで電車が遅れると
「列車が遅れ、
ご迷惑をおかけして
申し訳ありません」

と何度もアナウンスが流れます。

JRが悪いわけではないですが、
そこに都合の悪いことが おこっている、
不利益を受けている人に対して
共感の気持ちを伝えています。

医療の結果、
突然に思いがけない
悪い結果が起こることも
あります。

明かなミスがあれば当然、
責任を認めての謝罪が 必要ですが、

一生懸命やった結果なのに、
何が起こったのかわからない

間違えてしまったのかどうか
その時点では
原因がわからない場合など、

すべての責任を認めて
「申し訳ありませんでした」
というのは、

医療者としても
抵抗を感じることもあります。

でも、
悪い結果となっている
ことに対して、

「このような結果になってしまった
ことは申し訳ない」

という共感の気持ちを
示すことは必要です。

責任を認める場合には
速やかに

責任承認の謝罪

そして、
小さなことでも

共感表明

「ご心配をおかけして、
申し訳ありませんでした」

「このような結果になってしまった
ことは申し訳なく思います」

医療の場だけでなく、

多くの人が相手の気持ちへの共感を
言葉に出せる組織は

きっと素敵な場を
作っていることでしょう。

責任承認の謝罪と
共感表明

お伝えしています。

先日、医療安全研修の一コマで
お話させていただいたときのこと。

控室で、医療者ではない
リスクマネジメントの専門家の方が
他の方とお話されていました。

「○○については申し訳ない」
と言ってはいけない、
と言うのです。

よく聞くと

○○については
の「は」を強くいってはいけない
ということでした。

それは当然で
○○について ”は”

が強くなると

ほかは違うけどここだけは
と感じられてしまいます。

気持ちがはいれば
その「は」は弱くなるはずです。

でも、いつもと違う緊迫した
多くの医療者が
そう多く経験することではない場でもあり、

説明しなければ と思ってしまうと

ただ、落ち着いて
淡々と話しているように

聞き手には
感じられてしまうこともあります。

一つの言葉が
ものすごく敏感に
感じ取られます。

共感がしっかり伝わることは
相手のためにも必要です。

微妙な発音や強弱の違いを
文字で示すのは限界がありますね。

動画でお見せできるように
したいと思います。。

*:.。*・゜゜・*:.。..

相手のために
伝えるスキルも持つ

*:.。*・゜゜・*:.。..

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2019年5月3日

医療コンフリクト:暴言って?

———————-

暴言・・?

———————-

ストレスを抱える患者さん
ちょっとキャラクターが変わっている人
ちょっと怒りやすい人

いろいろな方がいます。

治療が長引いている患者さん
「暴言が出て困っているんです」

患者さんは
一番近くにいる看護師さんや
ほかの職種の人に不満をぶつけ

なかなか医師には言わないんですよね。

言いにくい・・らしい。
やっぱり・・?

察してはいても
どうにもならないこともある。


———————-

言葉をそのままに捉える

———————-

だから多くは看護師さんが

患者さんがなんとなく
思うところがありそうだったら
上手に話を聴いて
「先生にお話してもらいましょうか」

とうまくつないでくれる
いわゆるメディエーターの役割を
担ってくださいます。

よく暴力、暴言といいますが
暴力はわかる。

すごい大声を出して怒鳴るとか
周囲に迷惑をかけるようなことももちろん問題。

でも話す内容から「暴言」というのは
聴いた人の解釈がはいります。

そう言われると
言われた方もちょっとストレス。

直接聴くときにはそのときの状況や
ニュアンスも伝わりますが

間接的に聴くのはまた印象が違って
その攻撃的な言葉だけが
伝わってきます。

「暴言」というのは
聞いた人の解釈です。

そう思うかどうか
人によっても違います。

「何を言っているのか?」
すなわちポジション(表出されている言葉)として

話していた言葉そのままがあると

また、出ている言葉の奥から
本当の想い「インタレスト」を
捉えて伝えてくれると

伝えられた人も
一緒に考えようかとか
素直な気持ちになれるかもしれません。

———————-

客観的に受け止める

———————-

ストレスで機嫌が悪くなって
嫌みととれるような言葉が
出てしまうのも

それは当然でもあるので
そうですよねと
患者さんと共感できるとともに

医療者間でも同じように
そういう感情を理解共有したいもの。

傾聴、共感、承認
はコミュニケーションの基本。
相手が怒っていても同じ。

でもそれを嫌だと思わずに
対応すること、できるようになることが
必要ですよね。

なので、
コンフリクトマネジメントを理解した上で

起こったことの問題の大きさに比して
常識はずれな要求や

とりあえず周囲に迷惑をかけそうな
状況に対しては

いわゆる本当の「暴言」,問題行動に対しては

毅然と対応すればよいのでしょう。

*:.。*・゜゜・*:.。..

捉え方を振り返る

*:.。*・゜゜・*:.。..

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2019年5月1日

医療者との対話:アイシーって?

令和、始まりましたね。
新天皇陛下のお言葉
引き締まりました。

———————-
地元でのワンミニッツ
———————-

先日、初めての高崎での
1分間勉強法集中セミナー

ポジティブで素敵な受講者の方と
充実の1日でした。

実はこれ、頭も使いますが
体も使うのです。

日頃使わない動きで
筋肉痛になったりします。

1日で学んだことを身につけるためには
毎日課題に取り組んで
トレーニングしていただくわけですが

「課題ができなかった」
「私、できていないかも・・」

とか思わずに

できたことをみる
前に進んだことをみる

プラス面にフォーカスして
広げていくことが大事。

私は医療職の方を
担当していますが、

特にできない、やめたい
と言う若手をたくさん指導されている
看護師さんの管理職の方

セルフイメージが高くて
自分がしっかりしている。
そして素直。

学ぶときは
これが大事なんですよね。

———————-
医療者同士の会話
———————-

医療者同士だと
さすがにひと言でわかる話題も多く

暗黙知のもとに
つい省略しながら話してしまいがち。

この習慣を
相手によってきちんと切り替えないと
わからない話になってしまうので
しっかり意識しないといけないんですよね。。

以前、私が普通に医療者でない方の前で
スピーチをしたら

わからない、と怒られた
違う解釈をされていた

と言う話をしていたら

アイシー(I.C. = インフォームドコンセント)
も同じですよね、と言う会話。

———————-
インフォームド・コンセント
———————-

インフォームド・コンセント

例えば手術を受けるときには
手術の説明をして
最終的には患者さんの同意を得て
サインをいただく。

医療者が淡々と
ずっと説明していたら
わかるわけがない

でも、そういう光景は
よくありました。

それは看護師さんが
一緒に同席して患者さんをみていたら

わかるはず
気づくはず

なので
患者さんの理解を助けるように
看護師さんが同席しましょう、と
どこでも行っているはず。

でも、きちんと観察しているかなあ
そもそも患者さんの顔が見える位置で
同席している?

と疑問に気づいたらしき
看護師さんの受講者の方。

なんのための行動かということを
誰もが理解することはなかなか大変。
根気強い教育体制が必要です。

私も、何度か説明を受ける立場になりましたが

自分で聞けばわかりますが
ほかの家族から
伝えられる説明は
なんだかよくわからなかった。

伝えられないから
書いてほしい

と言うことは
患者さんやご家族から
言われることもありました。

医療者も気づかないといけないですが

どんどん言ってもらうことも必要
話せる雰囲気作り

必要ですね。

*:.。*・゜゜・*:.。..
医療に主体的に参加する
*:.。*・゜゜・*:.。..

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2019年4月18日

終末期の医療コンフリクト:急変時どうしますか?

———————-
コンフリクト
深層の想いと認知のずれ
———————-

先日掲載された
透析中止問題のコンフリクト
(紛争・対立・不安・葛藤など)に関するコラムは
主にインタレストにを理解する重要性について
書きました。

インタレストとは

発せられている言葉に対して
実は隠れている
深層の想い、本当の価値感。

インタレストは言葉と異なることがある
そして変化する可能性がある

それを認識しておく必要性があります。

もう一つ、コンフリクトの重要な点は
認知の齟齬(ずれ)

生じた事実に対して
医療者側と患者側では
捉え方にずれがあるということです。

———————-

署名のコンフリクト
———————-

父親が具合が悪くなってから
病院が変わるたびに
急変時は延命治療は希望しない
という同意書にサインしました。

もう寿命だしねえと
わかっている母親でしたが

でも何もしないっていう書類にサイン?
決められない、と言います。

状況はわかっている私が
全部サインするのです。

先日、とてもしっかりした
同年代の女性とそんな話になり

彼女も、延命治療をしないという同意書に
母親は決められないと言って
サインができない
自分が全部している

と全く同じことを話していました。

急変時どうしますか?

高齢の方が具合が悪く入院
延命処置を希望するかどうか
家族に尋ねます。

または具合が悪くなっていけば
どこまでの治療をするのかという
話が出ます。

希望しなければ

急変時に延命処置は希望しません
という同意書にサインをします。

医師はカルテにしっかり
記載します。

医療者は

もし人工呼吸器を必要とするような状態になったら
つけたとしても延命処置にしかならない、

という医学的状況、
見通しをわかって話すのですが

「何もしない」
という言葉の解釈は
ご家族の中でもバラバラなことが
あります。

まだ元気なのに
話もしているのに
何もしないっていうこと?

自分が治療しなくていいとサインをするのは
自分が死なせていいと言ったみたいで
そんなことは決められない。

希望しないって冷たく思われるのでは
病院ってこんなこと聞かれるの?

などなど、
少なからずのコンフリクト、

初めてこういう場面を経験する人は
感じるわけです。

———————-
誰にでも起こること
———————-

厚労省の終末期ガイドラインに
最重要事項として
書かれているのは

本人の意思(推定意思を含む)
わからなければ家族の意思

決定できない
意見が一致しないとき、
病院では倫理委員会を開催して
相談します。

日頃こんなことを言っていた
こんな考えだった

という家族の話も
とても重要なこと。

でもたいていはわからない。

こういう場面は誰にでも起こりうます。
自分が考えていなければ
残る家族が葛藤を抱えて
困ることになるかもしれません。

一人ひとりの心の終活と
それを伝えること

誰もが考える必要がありますね。

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