ザリガニの鳴くところ
ディーリア・オーエンズ（早川書房）
友廣純 訳
全世界1000万部突破
今年の小説No1という声が高い1冊です。
男性の死体が発見されたところから始まる物語
ひとりで生きる「湿地の少女」を取り巻く
自然と生物が織りなす、ささやかかつ荘厳な営み
時代が行きつ戻りつ
思わず読者を引き込んで展開していきます。
自然の中で生きる少女と
それを支える人々
誰にも負けない強い力は
広大な自然から学んだこと。
少女の人生は他の人間とは違う形で
地球やそこに生きる命と結びついていた。
大地が母親だった。
驚愕の結末
大地に帰っていった人生
本の帯にある
「この少女を、生きてください」
という言葉の意味が伝わってきます。
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