どうやら僕の日常生活はまちがっている
岩井勇気(新潮社)

タイトルで、これはなんだ?
と引き寄せられてしまいました。

芸人としてネタつくりをする著者

日常の出来事を寄せたエッセイですが
視点の広さとか深堀り具合とか
こういった感性や創造性が必要なのですね。

◆一人居酒屋デビュー
どう店にはいって
なにを頼んで
何を考えて
これだけ表現できることに感心。

◆子供のころの夏休み2日間イベント
楽しくなかった心理描写が卓越。

◆地球最後の日に何を食べるか?
何を?の前に
誰と?どこで?
地球最後と知っているのは自分だけ?
みな知っているの?
食べたいものを食べるためにでかけたら
行列に並んで時間をつぶしていいのか?
やっぱり家で食べるなら
手間のかからないものが良いのでは?
理屈より好きかどうかを
考えたほうがよいのではないか。

確かに、「何」を食べるか
という問題だけではないですね。

◆コラボキャンペーンの悲劇
キャラクターファイル欲しさに
牛丼とうどんを食べたのに
最後に店員に「もう終わっちゃったみたいです〜」
とさらっと言われた悲劇
数量限定とはあるが
キャンペーン終了とは表示されていない

本気で楽しみに
お小遣いを使って食べにきた子どもだったら
どうするんだ!!と怒り

こういうのありますね。
お客目線でない
競合があれば売れなくなりますが
そうでもないと強気だから
残念な対応が続いたりします。

些細な日常生活から
広がるエッセイ集

視点を変えて世の中をみて
言葉にしてみようと思ったのでした。

 

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