寄り添うのも客観視

週末、オンラインで医療者向けの
コンフリクト・マネジメント講演でした。
様々な病院で働く
職種もいろいろな医療者の方々が参加されていました。

オンラインといっても
たいていは現地とのハイブリッドで行っていたので
たっぷりとコンフリクト・マネジメントだけの研修を
家からの完全オンラインで行うのは
はじめてです。

でも動画もよく見えるし
土曜の午後に参加者の方も
家で聴けるというのは
大変便利ですし集中できるかもしれませんね。

反応はあまりみえないのですが
お顔を出してくださっている方が
うなずいてくださると
つい気分がのってきます。。

ついつい一気に話してしまいがちですが
事前や終了後の質問も
日頃苦労されていいるい医療者の方ならでは
と感じられました。

何を聞かれても
理屈だけでなく、それはこうだった
という経験がついてくるので
伝わることも強いかなあと思います。
お役にたてればうれしいです。

こちらの苦労や思いがあれば
相手にもストーリーがあるので
食い違いは多々おこるわけです。
同じ解釈に無理やり持っていくことはできません。

嫌だなと思いながら聴くのは
相手の話を傾聴しているようで
実は自分に対して「聴く軸」が向いています。

両者の立場をちょっと引いた位置からみる
もうひとりの自分を持つと

「ふーん、そうなんだ」
と客観視できます。

それでやっと
寄り添って話を聴く、
ということになるのです。

対話の場や相手の言うことに
入り込んでしまって
「どうしてそんなことを言うのだろう」
「嫌だなあ」
と思ってしまうと
本当の意味で共感・承認できないし
自分も辛くなってしまいます。

 

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