とびひの話 YouTube No.101

とびひ=伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)
子どもさんによくできるは細菌の感染症です。
感染症は夏に悪化します。
とびひの原因はどこにでもいる細菌、黄色ブドウ球菌が
小さなキズなどから浅いところで広がるのです。

 

水疱型と痂皮型というのがあります。
痂皮型はA群溶連菌が原因として多いです。

実際には多くは水疱型で、表皮の中の浅い位置でできる水疱は
すぐむけてびらんただれたような傷になります。
小さな傷、虫刺され、アトピーでかゆくて引っかいていると
小さな傷などから細菌が入ることが多いのです。

表皮の中に細菌が入る、細菌が毒素を出す、表皮の細胞同士の接着を剥がす、
表皮内に水疱ができる、という流れです。
とびひでは水疱の上の膜が薄いのですぐむけてしまいます。

治療は抗生物質の内服です。塗るだけだときかないことが多いのです。
通常は速やかに効果がでます。
抗生物質の軟膏も傷を保護するため、それだけで治そうということではありません。
かゆみ止めとして抗アレルギー剤も処方します。
ひっかいてしまうと治そうとしていてもひ広がってしまったりするので、
ガーゼで傷を保護します。

洗うのが大事、消毒は不要です。
広がる前に早めに治療をすることが大事です。

 

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