《読書ブログ》夜と霧

夜と霧
VEフランクル(みすず書房)

いまさらという感じの本ですが、

凄惨な収容所生活から
どのように生き残り
そしてこの本が作られたのか。

このような記録が残っていることに
感動です。

ちょうどオリンピックの騒動で
思い出されたところです。

現在の状態がいつ終わるか
わからない状況に置かれると、
未来に対する希望を失ってしまい
収容署生活に耐えられなくなってしまう

フランクルには、現在の状況について心理学的、
学術的に考察し、その内容をいつの日か必ず出版して
世の中のために貢献したいという、
非常に強い使命感があった。

未来に対する希望、
もっと言えば執着を忘れなかった。

「自分を待っている仕事や
愛する人間に対する責任を自覚した人間は、
生きることから降りられない。
まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、
ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。

現実の過酷な収容所生活を乗り切った
フランクルの言葉には大きな重みがあります。

人類の歴史の過ちを繰り返さない
生きるとはどういうことなのか

永遠に読みつがれる1冊です。

日本人は歴史を本当に重んじているのか
この時期に読む返してみるべき1冊です。

 

 

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