80歳の壁
和田秀樹(幻冬舎文庫)

著者は著書多数の高齢者専門の精神科医

医療の世界はわかるので
医師の本はどうしても
読んでいて言いたくなることもあり
最近はあまり読まなかったのですが

売れているようだったので
とりあえず手にとってみました。

そこは自分の考えとは違うなあと
読みながら批判的になってしまうことも
同意することもありますが

高齢者をたくさん診ている医師の意見、と客観視し
自分はどうしたいかと考えることが大事ですね。

「幸齢者」という言葉は
しっくり来ます。

80歳から超えていく壁

医者・薬・病院の壁を超えていく
認知症はだれでもなる
新しいことや好きなことをすると
脳は活性化する
医者は「健康」という視点を知らない
自宅やホームで「老衰」で死ぬという幸せ

医療の自己決定は
自分がどう生きるかの選択

老化の壁を超える

3つの無理をやめる
・薬の無理、食事の無理、興味あることへの我慢

確かに薬は多すぎる人もいらっしゃいますが、
でもやめたくないという人も多いです。

好きなことはしてもよいが
自分でコントロールできる範囲にすること

「心を安定させる」ために
悪いことより良いことを考える
新しいことを上書きする

孤独は自由
選択肢を増やしていく

学ぶことをやめると老いる

ゆっくりと今を生きる
終わりは決めない

80歳、90歳まで
当たり前に生きるというのは
だれも経験していないこと

高齢者視点の内容ですが
自分のことをしっかり考えて行動する
元気に幸福な高齢者が増えると
若い人のためにも役立つでしょう

我慢しなくて良い、は
何をしても良い、ではない

笑顔と感謝が大事
プラス謙虚になることも大事

どんな年代でも共通することもあり
時代に合わせて予測し行動し
変化していくべきこともあります。

「学ぶことをやめると老いる」
ここは大賛成です。

 

 

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