うなずく人を向く
このところオンラインでの講演が続きました。
自宅からのこともありますが
会場をセッティングしていただいて行ったり
いろいろです。
一人で話すときには
パソコンに向かって
相手がいるつもりで話すしかないですが
少人数でも聴いている方がいると
雰囲気が全然違いますね。
中でも真剣にうなずきながら
聴いてくれている方がいらっしゃると
ついそちらを向きたくなってしまいます。
聴いてます、というのが伝わってくると
そちらに向かって話したくなってしまうのです。
激しい怒りの話を聴くとき
しっかり聴いているというのが
話し手に伝わると
相手はその人に向かって話してきます。
自分は第三者的な関わりをするとき
怒りを受けたくない、嫌だ、と思ったり
自分がメインで聴く場ではないと思っても
しっかり聴いていることが伝わると
こちらに向かって怒ってきますから
直接、相対している当事者が楽になります。
落ち着いてから話がしやすくなります。
一人で対応するときも
もうひとりの自分をもって
しっかり受けつつすっと抜く
「怒りへの対応は前のめりで」です。
とは言っても
もう一人の自分がか弱いうちは無理せずに
誰かに助けを求めても良いのです。
自分がひとりで解決しないと
と思うのは先入観
周囲の人が理解し協力してくれる体制を
平時から作っておくことも必要です。
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