ウエルビーイング
前野隆司、前野マドカ（日本経済新聞出版）
著者はご夫婦でご主人は教授
おふたりとも慶応大学で
この領域の第一人者として研究されています。
著書も多数ですが、こちらはベストセラー
ウエルビーイングとは
直訳すると「良好な状態」ですが
「幸せ」「健康」「福祉」「良いあり方」
などを全て含む概念です。
幸せな人はそうでない人に比べて
創造性が3倍
生産性は1.3倍
健康寿命は７−10年長い
というデータがある
職場にウエルビーイングを
取り入れようとする動き
世界もみても
ウエルビーイングを政策としている国も多い
研究報告も多数
PERMという考え方
Pポジティブ感情
E没頭
R他者との関係
M生きる意味
A達成感
これを満たしている人が幸せ
著者らが提唱する『幸福』に必要な4つの因子
①「やってみよう」因子
自己実現と成長 夢や目標を持つ
②「ありがとう」因子
つながりや感謝
③「なんとかなる」因子
幸せであるようにふるまう
無理やり笑顔
④「ありのままに」因子
自分軸を持つ、自己確立
自分らしさの自覚
しっかりした自分らしさを
持っている人は幸せである
「幸福」を感じるために
自分が何で幸福を感じるかを知っておく
最後のひと月であるかのように振る舞う
可能で最高の未来を可視化する
過去の思い出の認知を再構築する
意味付けを変えるということ
健康と幸せは似ている
マインドフルネスで
ウエルビーイングは向上する
家庭内でも同じ
価値観の共有が大事
幸福度の計測にどう答えるかは
国や文化によっても異なる
時代は変わって経済成長時代から
心の成長時代へと転換している
やはり自分らしさ、自分軸です。
ウエルビーイング
生き方の学びとつながる
というかそのものですね。
幸福学４つの因子の
ネーミングが面白いです。
伝わりやすいのは大事
幸せに健康に働くための改革
進んでほしいと思います。
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