働くことの喜びと矛盾

産業医であちこちうかがっていると
社会の動きを身近に感じますね。

年末が近づくと
仕事時間をセーブするパートの方が増えて大変
という話をうかがうことが多いです。

扶養の範囲で働こうとすると
1年の限度額があるから
超えてしまうとかえって手取り収入が減ってしまう
特に家庭を持っている女性のパートが多い職場では
一斉に勤務時間を調整されて困ってしまう

働いても使えるお金は減ってしまうから
働けるのに働かないという選択になる
今の税制の問題。

失業保険もらっている人も
アルバイトすると金額減るし
生活保護も年金も同じ

フルタイムで働く人は
関係ないけれど
そういった人から
さりげに社会保障費は増額されている

嘱託産業医が必要なのは50人以上の企業なので
もっと小さいところのほうがはるかに多いのです。

隠れた問題はたくさんありますね。

これからの日本
ますます貧しくなっていくのではと
心配になります。

 

働く人のウエルビーイングを目指す

健康経営を推進する人材を育てるというセミナーで
産業医としての講義をさせていただいています。

https://www.nihon-kenkokeiei.co.jp/meister.html

何事もシステムと人
良い方向に進んでほしいです。

 

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