- 2022年12月30日
《読書ブログ》老害の人
老害の人 内館牧子(講談社) 「老害の人」になっていないだろうか 老害と言われるのは元気だから ほかには代わりがいない人間だと まだ思っているから アピールしたがる 老害の2大特徴 ・昔の自慢話 ・世代交代に抵抗 孫自慢の集団も老害だ 85歳のおもちゃ会社の元社長 娘婿に社長を引き継いだが 妻を亡く […]
老害の人 内館牧子(講談社) 「老害の人」になっていないだろうか 老害と言われるのは元気だから ほかには代わりがいない人間だと まだ思っているから アピールしたがる 老害の2大特徴 ・昔の自慢話 ・世代交代に抵抗 孫自慢の集団も老害だ 85歳のおもちゃ会社の元社長 娘婿に社長を引き継いだが 妻を亡く […]
株式会社タイムカプセル社 喜多川泰(ディスカバートウエンティワン) タイムカプセル社 預かった手紙が 10年後に届けられない人を 探し出して必ず届けるという会社 45歳の職をなくした男が採用されて 先輩の20代の男性、海人と一緒に 中学3年生のときに学校で書いた手紙が 届かなかった7人に届けに行く […]
日常の動きからチェック ご高齢になると 動作がスムーズにできなくなりがちです。 診療で足をみることが多いのですが 靴下の脱ぎ方で動きの程度がわかります。 ちょっと大変そうな方だと 勢いをつけて引っ張ってやっと脱ぎます。 気をつけないと はねた靴下が当たるので ちょっと離れます。 日常の行動ひとつずつ […]
やっぱり共感 先日の産業医研修で、精神障害者の雇用の話だったのですが 落ち着かない状態だと 職場で苦慮していることがあります。 主治医の意見は 疾患そのものの状態から出されるわけですが 職場では何が困るのか という現状が問題となります。 「事例性」と「疾病性」 という言葉にまとめられて すっきりしま […]
おいしいごはんが食べられますように 高瀬隼子(講談社) 今年の芥川賞作品です。 「傑作職場小説」と評されています。 中間管理職の上司で そこそこうまくやっている二谷 料理上手で皆が守りたくなるような存在の芦川 仕事ができてがんばり屋の押尾 会社の日常が目に浮かぶような描写 微妙な感情の動きが 芦川が […]
忘れる読書 落合陽一(PHP新書) デジタル時代の 真の教養を身につける本の読み方 古典から哲学・理工書・小説まで27冊を紹介 多彩な活躍をされる著者をつくってきたものは 10代から続く多彩な読書 なぜ読書をするのか ・思考体力を身につける ・気づく力を身に着けっる ・歴史の判断を学び今との差分を認 […]
その本は 又吉直樹、 (ポプラ社) なんだ一体この本は、という感じ 大人気絵本作家と芥川賞作家のコラボ こんな作品をつくれるのは さすがのお二人です。 ある王国が作った本 本の好きな王様 もう年をとって目がほとんど見えない 二人の男を呼んで 「世界中の『珍しい本』について知っているものから その本の […]
思い出させてくれた伝える言葉 先日、新型コロナワクチンを接種してきました。 今頃何回目かと怒られそうですが 「オミクロン株対応になって ちょうどよかったじゃないですか」 と問診のドクターには軽く言われました。 注射のあと、 小さなテープを貼ってくれた看護師さん 「夜お風呂に入ったら ” […]
飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ 井村和清(祥伝社) 人の生と死に向き合ってきた医師が 膝の線維肉腫で脚を切断 仕事に復帰するも31歳で肺転移で死去 2歳の娘とこれから生まれる子へ 書き残したものがまとめられた本。 こちらは文庫本で 2000年発刊となっていますが 亡くなられたのが1979年 100万部突 […]