やっぱり共感

先日の産業医研修で、精神障害者の雇用の話だったのですが

落ち着かない状態だと
職場で苦慮していることがあります。

主治医の意見は
疾患そのものの状態から出されるわけですが

職場では何が困るのか
という現状が問題となります。

「事例性」と「疾病性」
という言葉にまとめられて
すっきりしました。

「事例性」とは
仕事をする上で困ること

「疾病性」とは
なんの病気か、病気の状態は
など専門家が判断すること

「主治医はこう言っている」だけで
対応しようとすると
現場では困ることがあるわけで

現場では何に困るのか
何ならできて何はできないのか
対応する方法はあるのか

ひとつずつ対応していく
そのときに相談にのるのが
産業医の役割

もちろんフラットな第三者の立場で
会社と本人の都合、希望を聴きつつ
どんな方法があるのか
質問を投げかけて話を拓いていく

説得ではなくまず共感

メディエーターの役割ですね。

 

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