本当のことを言ってはいけない
池田清彦(角川新書)

生物学者の著者
生物学の観点から日本の近未来に鋭く意見しています。

冒頭の一文
「物事にすべて意味がある」は妄想だ

存在するものに意味がなければいけない
と考えるから
意味の無いものを無駄だ
許せないということなる

無意味なものはない、と言った時点で
「無意味なものには価値がない」
という考えに支配されている

「あるものはあり、ないものはない」
(パルメニデス)

人間以外の生物は
なんのために行きているかといった妄想とは無縁で
生まれ死んでいく。

でも人間は考えるのです。

80歳以上の5割は認知症
未来に正しい選択肢はない。

最先端医療の高額化で
金持ちと貧乏人の平均寿命の差は開いていく。
日本以外の先進国で
健康診断を義務化している国はない。

AIの進化
普通の職で生き残るのは
マニュアル化しない問題が生じた時に
臨機応変に対処する力

効率第一主義は国を滅ぼす
無駄と思う仕事が多すぎる社会

「権力とは無駄なことを強制させる装置である」
(内田樹)
閉鎖的な組織の内部において
反抗するものの芽を摘むには効果が高いが
外部と競争する段になると
著しいマイナス効果を発揮することになる。

ちょっと言葉乱暴というところもありますが
ズバッと切り込めるのは
第三者だからこそ

確かに、と納得すること多々あり

あるものはあり、ないものはない
意味を見出すから
無意味なものに価値がないと考える

フラットの視点でみる、というのは
コンフリリクトマネジメントの基本でもあります。

 

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