イクメンの罠
榎本博明(新潮新書)

図書館に行くようになってから
ジャンルが広がりました。
楽しいですね。

以前、「お父さんも育休を」
という広報を
男女共同参画活動のなかで
関わっていました。

「実際なかなか進まないですよね」
と言いながら
私の関わりは形だけだったようにも思います。

でも最近は少しずつ増えてきたようですね。
まだまだ遅れていますが変化はしてきています。

教育心理学者の著者
タイトル通り
「育児をする」といっても
父親としての関わりは違う
と指摘しています。

育休をとっても
取るだけ育休で夫婦互いの不満がたまったり
二人で同じことに取り組むための弊害もある

子供が幼い頃に必要なのは
「非認知能力」を鍛えること
非認知能力とは
自分自身の心の状態をコントロールする力

ものわかりの良い父親が危ない
優しいパパはきちんと指導できない
上司みたいなもの
子供の社会性や自己コントロール力が
ついていかない

学校の先生が子供を叱らないのは
自分たちの身を守るため
そう追い込んでいるのは世論

父と子供を守る8つのヒント
1.挨拶する、お礼を言う
2.我慢する
欲求不満も経験
3.簡単にあきらめない、粘る
大丈夫、なんとかなる、できるだけ、
と口にだす
4.相手の気持ちを想像する習慣を身につける
5.いろんな友だちと遊ぶ
6.結果を気にせず挑戦する
7.読書習慣を身につけたければ
読み聞かせ
8.働く姿をみる、知る

なぜ叱るのかを説明する

母親と同じように
子供の世話をするイクメンではなく
自分はどういう父親として
子供の役に立てるかを
考えつつ動いてほしい

役割が違うのは当然
何が相手のためになるのか
ちょっと考える時間を持つことも必要

 

「理由を説明する」
コンフリクトやコミュニケーションエラーを
防ぐためにも重要

渦中にいると周囲が見えなくなりがちです。
時々ちょっと息抜きして
考えてみたいものです。

 

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