IgA血管炎
アナフィラクトイド紫斑病、へノッホシェーンライン血管炎とも呼ばれていました。
今はこちらが正式名称です。
血管炎でみられる皮膚の症状はいろいろありますが、 小さな毛細血管が病変なので「紫斑」が主体です。
血管炎で起こっている紫斑は触れると盛り上がっています。
IgA血管炎の典型的な症状は下腿に浸潤のある紫斑が多発します。
小児にも多く、感冒様症状が先行することもあります。
免疫複合体が血管に沈着することが原因です。
他の症状として腹部症状、関節症状、腎症状があります。
腎臓の症状はあとから出てくることもあるので尿蛋白のチェックは必要です。
治療
軽い場合には安静と止血剤、症状の強さに応じてステロイドの全身投与を行います。
重症度に応じて量を決めます。
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