ぼくはお金を使わずに生きることにした
マーク・ボイル(紀伊国屋書店)

イギリスで1年間
お金を使わずに生活する実験をした
29歳の若者
メディアで紹介されると
大きな反響を呼びました。

書店で平積みされていて
購入してしまいましたが
初版は2011年
ずいぶん以前のものでした。

今また注目されているのですね。

証明したかったのは
「お金がなくても生きられる」ではなく
「豊に暮らせること」

住居はただでもらったトレーラーハウス
暖房は薪を使ったロケットストーブ
食料は栽培したもの、山でとれるもの
期限切れのもの
移動は自転車
自分でつくった石鹸や歯磨き粉
寒さの中で身を洗う

自然の力に身を置く経験を
快適さと引き換えに
手放してきたということに気づく

春の到来の喜び
いかに季節の移り変わりに
気づくことなく過ごしてきていたのか

春には薪集め
先に向けた準備が必要
ネズミとの共存、格闘
ひたすら耐えることも必要

カネなし生活
自分が順応できるかだけでなく
精神面や感情面に
与える影響をみたかった

お金は一つの方法
物の本当の価値に敏感になる
この生産にどれだけの労力が
かかっているのかと知る

終了フェスティバルには
3500人の人が集まった
もちろんお金はかけない

カネなし生活は
わからないから不安
でも、どこまでも歩いていくと
夜が明け、人が増えていき
突然、空き地に大勢の人が集まっている

この本は森の大雑把な地図
カネなし生活は冒険
万人向けのものではない
地域や環境、住民のニーズを
合わせた方法をとればよい

活動していた
フリーエコノミーコミュニティー
現実の場をつくり拡大している

理想を追求しながら
現実的な感覚とユーモアを忘れない
愛される著者

カネなしは無理でも
もっとシンプルライフにしたほうが
楽しいかも、と思えます。

「この世は遊園地の乗り物に過ぎない」

楽しい比喩
そのとおりですね。

 

 

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