《読書ブログ》生き方
稲盛和夫（サンマーク出版）
先日、稲盛和夫氏が亡くなられました。
家の書棚の一角には
稲盛和夫コーナーがあるのですが
ずっと放置していました。
京セラ、KDDIをつくりあげ
日本航空を立て直し
その実績とともに
経営者として、人としての哲学を
多くの人に伝えてきました。
大きすぎる、と思いますが
最初は何もないところから始まりました。
良いものをつくろうという強い意思
日々の積み重ねでどこにも負けない
セラミックをつくりだし
経営者としての人間力を高めていく
その根底にあるのは人生哲学
読み返さないと
忘れてしまいます。
何事も習慣から
これは、と思う本は
手元におかないといけないです。
どれにしようかと思いましたがこちらにします。
久しぶりに読むと
全体に深い人間力が詰まっていて
やっぱり違うと感じます。
多くの人が生きる意味や価値を見失っている
「人間は何のために生きるのか」
生きる哲学はシンプル
人間として正しいかどうか
一生懸命働き続けた人は
おのずと魂が磨かれる
人生・仕事の結果
＝考え方X熱意X能力
考え方はマイナスがあるから一番重要
心に描いたものが実現するという
宇宙の法則
先ず思うこと
すみずみまでイメージできれば実現できる
人生は自分の思いで良くも悪くもなる
高い水準の仕事を求められても
挑戦し続け
不可能を可能に変えて京セラは発展した
自分の人生をバラしてどうプロデュースするか
偉大な仕事も、
自らが身体をはって取り組んだ実体験でしかない
成功する人は
自分のやっていることに惚れている人
自分は素晴らしいことをやっていると
言い聞かせる
自分に打ち勝つということ
リーダーこそ明確な哲学を軸に
謙虚で内省し、正義を重んじる
６つの精神
①誰にも負けない努力
②謙虚におごらず
③反省ある日々をおくる
④生きていることに感謝する
⑤善行、利他行を積む
⑥感性的な悩みを持たない
どんなときも「ありがとう」とう
準備をしておく
因果応報の法則がある
結果を焦らない
「的確で公正な判断は
クリーンな目で物事をみて
問題の根っこにまっすぐ目を向ける」
コンフリクトマネジメントの真髄です。
真の哲学は
色褪せることがありません。
ご冥福をお祈りします。
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