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皮膚科

  • 2021年10月8日

乾燥肌の季節です

つなぐ方におまかせする ある病院でのバイトで 訪問診療に時々関わっています。 高齢者施設にあちこち訪問に行っているのですが 皮膚がかさつく、と保湿剤を希望される方が 増えてきました。 希望といってもご本人ではなくて 施設の看護師さんです。。 ほとんどの患者さんは コミュニケーションがとれないので 見 […]

  • 2021年7月23日

じんま疹:説明すると・・

お役にたてれば・・ 先日、「先生のYouTubeみました!」という 若い女性のじんましんの患者さんがみえました。 「原因はわからないんですよね」 等々、話がはやい。自分のことだと思うと真剣にみてくださいます。 お役に立てるのはうれしいです。 ガイドラインによる「じんま疹」の定義 「蕁麻疹は膨疹,すな […]

  • 2021年2月2日

マスクの下のトラブルは

マスクの下のトラブルは? 湿疹か毛のう炎 先日、診療していたら マスクの中の皮膚トラブルの方が 続けていらっしゃいました。 マスク皮膚炎 なんて言われますが 皮膚にできるものは 湿疹か 毛嚢炎(ニキビ)か どちらかです。 皮膚炎=湿疹 これは表皮の炎症です。 表皮とは 角質で覆われ 表皮細胞がつまっ […]

  • 2021年1月31日

【ドクター永井の皮膚科】高齢者の水ぶくれ 〜水疱性類天疱瘡

高齢者の水ぶくれ  〜水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいてんぽうそう) YouTube No69 この病気は高齢の方に多い自己免疫水疱症のひとつです。 自分のある種の組織をこわしてしまうような 「自己抗体」がつくられる病気です。 水疱性類天疱瘡では、 表皮と真皮の接着を壊すような抗体がつくられてしまい […]

  • 2021年1月31日

【ドクター永井の皮膚科】水疱をつぶす?つぶさない?

水疱をつぶす? つぶさない? YouTube No68 水疱ができる疾患はいろいろあります。 水疱は破ってはいけない、膜をとってはいけない、 と言われたりすることがあるのですが、 どういう意味があることなのかを解説します。 水疱ができる代表的な疾患 やけど、褥瘡(とこずれ)、糖尿病性水疱 水疱性類天 […]

  • 2020年11月18日

【ドクター永井の皮膚科】日光角化症 高齢者の顔の赤いシミ (2020.11.18 )

【ドクター永井の皮膚科】 日光角化症 高齢者の顔の赤いシミ YouTube No51   一番多い皮膚がんは 有棘細胞がん(ゆうきょくさいぼうがん)といいますが 最初は 皮膚の「表皮」というところの細胞が 悪いものに変化してきます。 皮膚がんのもとになる 「日光角化症」という病気があります […]

  • 2019年8月4日

単純ではない、事実から考えて判断すること

先日、久しぶりに ちょっと違う内容の講演 皮膚科×安全管理 の立場から アレルギーにどう対処するか というお話。 これって病院の安全管理という立場につく前から 皮膚科医としてうるさく言ってたのです。 点滴が漏れたときの対応とともに 薬にアレルギーを持つ人の 情報共有とその情報の解釈は 医療者が考えな […]

  • 2019年7月7日

「ステロイド拒否の患者さん」と言われたら

皮膚科医としてのお話。 最近は少なくなりましたが アトピー性皮膚炎の患者さんで 「ステロイドは塗りたくありません」 という方がいます。 一時、皮膚科でも 脱ステロイドがよい、 といった方向になった時期もありましたが それは間違っている アトピー性皮膚炎の治療の基本は ステロイド軟膏を塗って きちんと […]

  • 2019年3月30日

点滴漏れ後の皮膚潰瘍から

今、非常勤勤務している病院は 以前8年間、常勤で勤務していたことがあります。 先日、久しぶりに 懐かしい患者さんに会いました。 20年以上前ですが、他の診療科で治療中 ある薬を入れた点滴が 血管から外に漏れてしまい 皮膚に大きな潰瘍を作ってしまったのを 長く治療していた方です。 抗がん剤の点滴が漏れ […]

  • 2019年3月19日

不満を買い取る!?

ひどい褥瘡(とこずれ)の方が 状態が悪く病院に搬送されてきて 大胆な切開が必要となることがあります。 昔はひどい褥瘡が、 発生してから気づかれることがたくさんありましたが 今やチームで取り組む疾患の代表 看護師さんのケアにすっかりお任せだし そのほかの医療者の関心も高く 予防がしっかりされるようにな […]