「怒り」を考える
コンフリクト・マネジメントの続きです。
コンフリクトとは
表に出ている対立や紛争など表にでているものから
胸の中に潜む潜在的な不安、不満、葛藤まで含みます。
コンフリクトとは
他人に対する対応だけでなく
自分の中の葛藤や様々な
感情に対する対処です。
「怒り」というのは
強く、時に表に出る感情ですが
実はそのもとには別の感情が潜んでいます。
不安の時間が長くなり重なると怒りになります。
相手の「怒り」ををしっかり聴いていると
もっとこうしてあげればよかったという後悔や
信頼していたという期待や
自分ができないことに対する悔しさや
違う感情がだんだん現れてきます。
怒りを受けるときは
しっかり聴きますが
自分の中に溜め込まずに
すっと抜くような
「そう思っているのですね」という承認と
その奥にはどんな感情や背景があるのか
関心を持って
ちょっと中立的になって
受け止めると自分も楽に対応できます。
自分の怒りでも同じ
怒りの感情が現れた時に
何に怒っているのか
本当はどうしたいのか
もうひとりの自分を持って
自分に問いかけます。
人の怒りや対立の場面で
関わる第三者は
全体を客観的に見渡す必要がありますが
自分自身の感情も
今、何が起こっていて
なぜそう思うのか
客観視してみます。
考えると混乱するかもしれないので
書き出すと目の前ににみえてきます。
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