【ドクター永井の皮膚科】乾燥のスキンケア 〜皮膚のカサカサ、保湿しましょう

乾燥のスキンケア
〜 皮膚のカサカサ、保湿しましょう

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冬は肌がカサカサになります。
放置するとかゆくなり、どうしようもないと病院に行きます。

わかっていることなので
悪化させないようにはやめに乾燥肌のお手入れしましょう。

 

 

 

子供さんの乾燥肌 ドライスキンといいます。
毛穴が目立つような皮膚

アトピーでしょうか??と言われます。

小児期のアトピーでは皮膚の乾燥主体のことが多いですが
乾燥だけではアトピーとは言わないかなと思います。
湿疹の状態 赤くなって痒くなる
状態に合わせて治療します。

病名にはこだわらなくてもよいかなと思います。

大人も乾燥肌になります
スネに最初にでやすいですね。

皮膚の乾燥には保湿のクリームを塗りましょう。

痒くなると湿疹です。
皮脂欠乏性皮膚炎
ステロイドの軟膏を使っていきます。
ひどいときにはかゆみを抑える飲み薬もあります。

ご高齢の方、ほとんど乾燥していますね。。

乾燥の原因
角質の細胞をつなぎとめるセラミド
これが不足してきます。

治療
軽い時は何のクリームでもよいです。
しっとり感や吸収力はその人の程度にもよります。
べとつきを感じることもあります。
程度、時期、お好みなど考えながら使ってみて選びます。

へパチン類似物質 ヒルドイド
かさつきに使う保湿剤です。
ローションとクリームのタイプがありますが
主成分は同じでも基剤が違います。 使い心地がちがいます。

ローションはさっぱりめ、クリームはしっとり
乾燥がつよいとローションでは足りないように感じます。

乾燥が強い時はワセリンですがべとつきます。
もっとべとつきますがサリチル酸ワセリンというのもあり、
角質を抑える作用があります。
かかとが固くなって困る方にお出しします。
市販の尿素含有製剤ケラチナミンもありますが
少しサラッとしているかと思います。

外用剤の「基剤」は大事
状態に合わせた外用剤を選ぶのも
皮膚科専門医ならではです。

かゆくなったら保湿剤だけでは足りない
ステロイド軟膏を状態に合わせて使っていきます。

特にご高齢の方、
乾燥しない人はいないくらいの時期です。
予防しないと悪化します。

カサカサしている皮膚は弱くなっているのでキズになりやすいです。

予防してリスクを下げましょう。

 

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