小説家になって億を稼ごう
松岡圭祐 (新潮新書)
そんなの無理!
といきなりNGワードを
出してしまいそうなタイトルです。
そんな気持ちにはお構いなしに
年収1億円の作家を思い描け、と
どんどん進みます。
「想造」
登場人物を決め、キャラクターを描き、
視覚的に思いうかべた空想物語を
脳内で作り出す
舞台を増やし結末をつくり
「転」の状況に戻り
物語を空想しなおす
あらすじとともに完成原稿ができる
設定、対立、解決、と全体を3行で表す
できましたね、
というのが前半部分で
あとはどうやって売り込むか
編集者とどうやり取りするか
契約書はしっかり確認して交わせ
賞をとったら、映画化されたら、
ベストセラー作家になったらどうするか
売れなかったら次をどうするか
すっかり立派な作家としての
ハウツーです。
無理、でも、だって、
といけないワードがどうにも
止まらないかもしれませんが
吹き飛ばす勢い
そういう先入観は持たずに
まっさらな気持ちではいる
何事にも基本ですね。
「想造」
想い、造る
あきらめない
なりたい自分になりきって考える
自分だけの人生を造ることに繋がります。
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