外来で診療していると
いろいろな会話があります。
質問へのお答え・・
「かゆいのはいつからですか?」
「こっちがこんなふうになっていて
先週はもっと赤くて・・」
「何か心当たりがありますか?」
「昨日の夜はかゆくて寝られなくて」
「薬のアレルギーはありますか?」
「薬はたくさん飲んでるよ!」
ご高齢のかたとの会話とも限らず
聞こえていないわけでもないのでは
いきなりアレルギーと言われても通じないかなあとか
自分の症状だから想いも聴いて欲しいのも
わかりますが
ずっと聴いていても進まないので
質問にはまっすぐ答えてほしいなあと
思うことも時々あります。
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相手に必要なことを伝える
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先日、週刊誌に
医師に好かれる良い患者になるために
と言う特集をしていました。
その中で一番は
医師の時間を奪わない
自分のことをきちんと伝えられるように
整理しておく
必要なことに答えられるように
聞きたいこと、心配なことも
挙げておく
賢い患者であることは
自分のためになる
ただ、患者さんには具体的にどうするのか
わかりにくいかもしれないし
気づかないかもしれないので
意識していただくように
案内をだしたり
パンフレットをおいたり
しておくことも必要だなあと
思ったのでした。
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相手の話をとっていないか
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相手の質問に答えていないだけでなく
相手の話をとってしまって
自分のことを話す
日常会話でもありますね。
「来るのにどのくらいかかるんですか?」
「1時間くらいです」
「私は○○からで50分かかるんです。・・・・・」
共感かもしれませんが
そこから自分の話を始めたり
言い方によっては
聴いてくれずに話をとられた
と言う感覚になります。
話をとられた・・。
怒っている人に
受けずにそのまま説明するのと
構造は同じだなあと
なんだかいちいち
自分のなかで解説してしまいます。
紛争時の対話では
回答がそれると
「ごまかされた」と感じられてしまうので
状況が悪化しまうことがあります。
相手が尋ねていることに対する回答を
伝わるように伝える。
コンフリクトマネジメントと同じ
日常からの連続です。
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日々のストレス?
嫌なこと?
どう考えるかで自分が変わる
人は変えられない
自分を変えて
あなたの日々が快適になる
そんな情報を
お伝えしていきたいと思います。
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