危ない読書
佐藤優(SB新書)
教養の幅を広げる「悪書」のすすめ
強烈な著者の強烈なタイトルの本
何を勧めているのかと
思わず手にとりたくなります。
独裁者の自伝から
思想犯の手記まで
世界の見え方が一変するエグい20冊
著者のいう「悪書」とは
強烈な個性を放つザラザラした本
著者の選書の基準は
・現在の日本人にとって異質さを感じる
・このまま歴史に忘れさられてしまってはもったいない
・現実社会を動かした(動かしている)著者の作品
・タブーに挑んだ、もしくは人間の本質をえぐるような作品
◆独裁者の哲学
ヒトラー、スターリン、毛沢東
金正恩・・
◆過激派の知略
戦争論、クーデター、プロパガンダ戦史・・
◆成功者の本性
・カルロス・ゴーン経営を語る
優秀な経営者であった事実は認めるべき
「時間を管理する」長期計画と
市場が要求する短期計画の
バランスをとっていくということ
・トランプ自伝・・
◆異端者の独白
・我が闘争・猥褻罪(大坪利夫)
31回の逮捕にひるまず
世の中の基準を覆した
・・
読んだことのある本は
堀江貴文の「ゼロ」
箕輪厚介「死ぬこといがいかすり傷」
しかありませんでした。
全部はちょっと濃いですが
トライしてみたいですね。
本はそこに何が書かれているかより
それを読んで自分はどう感じたかが大事。
客観視、ですね。
月300冊以上読み続ける著者
やはり強烈なパワーを発揮しています。
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