臨床研究と患者の人権
出河雅彦(医薬経済社)

なんだか難しい専門書のようですが
それほどではないです。
著者は元朝日新聞の記者の方です。

これまでもルポ医療事故、ルポ医療犯罪
といった本を出版されています。

この本には全国を騒がせた
臨床研究や先端医療に関する6つの事例が
解説されています。

その中に80ページほどにわたり
私が関わっていた

「高難度手術で相次いだ患者死亡」
ー群馬大学病院

というのがあります。

この著者の方、朝日新聞の記者時代に
群馬大学病院の事故をいつかまとめたいと
ずっと追いかけていました。

大量の資料開示請求から
よく読み込んでるなあという大量の質問

徹底的な取材と事実の追求
記者とはこういうものかと執念をみました。

群馬大学の章

永井弥生医師が
医療事故を発覚させたストーリーから
始まります。

こういう形でまとめられたのかと
ライフワークの集大成
プロの仕事にあらためて驚きます。

新薬の治験、臨床試験
それだけでなく
リスクが高い、方針の選択に迷う
というときの倫理的審査体制

責任を病院でも確認する
ひとりの意見で決定しない

形は整っていても
それを使う人の意識が大事

「医療倫理」への関心も
大きく改善してよかったです。

 

ちょっと話は変わりますが、

四柱推命で私の命式をみると
どちらかといえば平和主義のおとなしい命式なので、
「あんなことよくやったよね」
と言われてしまいます。
普通の人生でありえないような
波乱の数年間でした。

平和主義者なので
どうにも平和にならなそうな環境が
許せなかったのかなあと
今になっては思うのです。

発覚させたのが、それまでの
違和感、コンフリクトだらけの日々を覆す
すべての始まりでした。

今はすっかり平和が心地よく
命式通りだなあと実感します。
来年は新しいスタートの年なので
楽しみです。

 

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