死ぬまで働く
池田きぬ(すばる舎)
戦前から看護婦、保健婦として活躍し、
75歳のとき三重県最高年齢で
ケアマネジャー試験に合格。
88歳でサ高住「いちしの里」に勤務、
97歳の今も人出が足りないときに
週1〜2回勤務
現役で働き続けている
入居者は年下
後輩の80歳看護師が
フルタイムで働いている
健康で働けたことが充実感
老後引退の発想はない
年寄りは若い人の
サポートをするのが役目
仕事をする限りはきちんとやる
年だからと甘えない
ITは敵だが、無理せず人を頼る
自分でできることは自分でする暮らし
できなくなることは増えるけど
目標はしっかり立てる
「今日すること」をしっかりメモする
いつも新しい料理のレシピに挑戦している
5つの知恵
1.あとわる言葉にならない
はじめに悪い点、跡からよい点
2.言葉に出ていない相手の気持ちを考える
3.プライベートなことは聞かない
4.どんな職場でも良い部分がある
5.手紙を書く
苦労が自分を作ってきた
「すごい」ということはひとつもない
ただ働いてきただけ
必要とされる
働ける知力と体力がある
選択の幅が広がります。
若き日は病院の管理者として活躍
叙勲まで受けているが
そんなことは関係なく
頭も身体もしっかりと
自然体で楽しんでいることが
伝わる1冊です。
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