数学を使わない数学の講義
小室直樹(WAC)

タイトルが目を惹きます。

数学は嫌い、という方も多いのでしょう。
私もやむなく受験勉強しただけなので
嫌いです。

著者は数学科を卒業しながら法学博士となり、
心理学や理論経済学など
横断的な研究からの斬新なタイトルです。
昨年、亡くなられました。

「数学の論理」と「数学のオペレーション(計算などの操作)」
はまったく別物
数学の基本となる発想は面白くかつ有益なものと
伝えています。

解があるのかないのかという「存在問題」
解が存在するなら、それが意味をも落つことは必要

人間の生き方を座標軸として捉えると
どの部分に解を見出したらよいのか
社会現象は数学的発想で大掴みできるものである

集合体とは
必要条件と十分条件とは
仮定を用いた考え方
矛盾を見抜く力

数字は必要ない
数学の論理を理解することで
社会の本当の問題を捉えることができる

論理に乏しい国、日本
宗教の捉え方にも現れている

戦争という選択
個人が合理的でも
社会は不合理に選択する

常識を疑い
数学的論理に従って検証すれば
間違いに気づく

「数学的論理」は
様々なオピニオンリーダーの
一見まともに見える意見に惑わされず
社会現象を捉え自分の判断を持つ

「客観視」のための武器なのです。

 

 

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