全体を俯瞰する立ち位置

先日、ある会社で
うつ病で休んでいた方が
復帰をしたいというので
面談をしたのですが

仕事のことを考えると
不安定になるのがよくわかる
パソコンに向かえない

もう戻らないといけない
これ以上休んだら
会社をやめないといけない

会社の方も気を遣っているので
本人は「よくしてもらっているから
ここでもう一度頑張りたい」と

無理やり思いこもうとしても
身体は動かない

主治医からも
やるなら週2回くらい
短い時間から

と言われているとのことで

就労不可
と出したかったですが

かなりの条件つきで
要注意でやってみて
と伝えました。

そんなに無理しなくても
会社は辞めて
新しくやり直す環境は
つくれそうだったので
本当は考えたほうがよいのですが

一気にそうしようとしても
なかなか納得できない。

選択肢はひとつではないと
伝えていきます。

専門医でもないのに
そんな判断するの?と
思われることもありますが

主治医の先生は病状での判断はしますが
どんな仕事なら可能か
実際の現場で大丈夫なのか

会社の方のお話もうかがいつつ
中立的な立ち位置で
意見を出すのが産業医の仕事

中立公正な仲介者である
メディエーターの立ち位置は
様々な場で意識して
出来事を俯瞰していきます。

 

 

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