コンフリクトマネジメント ~日常から医療事故まで~

まだコンフリクトマネジメントの講演を
始めたころに呼んでいただいた病院から
再度同じ内容の講演のご依頼をいただきました。

これまでの間に誰にもできない実践を積みましたので
伝えなければいけないと思っています。

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医師不足でも
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昨日の病院
7年前に講演したときとは
半分くらいは職員が入れ替わっていますから
とのことでしたが

医師の数を聞いてびっくり
医師不足は甚だしく
減る一方の様子でした。

それほど田舎ではないのですが。。
夜間救急も縮小中の様子。

安全管理を担当されていて
座長をされたのは同じ医師でした。
ずーっと担当されるのですね。

前回の講演のあと
うちの病院にもメディエーターを
置きます、と最後のあいさつで
話したのにできていないので
今度こそは、とのお言葉。

「お盆は開業医の先生が
皆休みになってしまって
患者さんが怒濤のように
やってきて
本当に大変でした」

とお話されていたのは
かなりのベテランと見受けた
小児科の先生

でも最後に意見を述べられて

「傾聴・共感・承認は基本中の基本
しっかりとまずは相手の気持ちを
聴くように」

と職員に向けて
一喝されていました。

少ないながらも
真摯に医療に向き合われている様子が
強く感じられました。

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日常の傾聴
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医療紛争対応というと
特別なことと思われるかも
しれませんが、

日常のちょっとした苦情・クレームに
対応しなければならないのは
よくあることです。

また、怒りが表に出る前には
心の中に思っているので
その状態の時に
声をかけて話しやすい状況をつくり
聞き出せると早く対応できます。

患者さんは経過が悪ければ
いろいろなことを考えます。

病院は治療のために
来ているところだけれど
実は本当の心配は
生活や家族のことだったりします。

いったん話すと

ここでそれを話しても
仕方がないけど

と気づきながらも気持ちが落ち着く
ということもよくあります。

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やっぱり、もう一人の自分
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医師が大変なのがわかるので
患者さんから何か言われると
医療者側の頭になってしまうことも・・

と看護部のかたが
話されていました。

中立的に対応できるのが一番ですが

医師とは日常の信頼関係があれば
あとでどうにでもできるので

とりあえずは

看護師さんは患者さんに
寄り沿ってしまっても
良いくらいですとお伝えしました。

そういえば
冒頭のあいさつ

とても素敵な感じの
精神科の医師である理事長さんが

「もう一人の自分を持つって
ことだと思うんですよ」

とさらっと述べていて

まだ話していないのにさすが
と思いました。

日常感じる迷い、不安があったら
もう一人の自分が

どうしたいのかな?
と自分に問いかけてみましょう。

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自分も含めて俯瞰する

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