どれがいいですか?
かなり前ですが
実家の家を建てたときのこと。
担当の男性は落ち着いていて
信頼できて
いろいろ相談していました。
カーテンを決める時になって、
インテリアの専門の人を
紹介するとのことで
会社で一緒にお会いしました。
若い可愛い女性で
カタログやら生地やらたくさん
持ち出して説明してくださいました。
そして
「どれがよろしいでしょうか?」
「はぁ??
で、どれがオススメなんですか?
あなたの考えは??」
と聞き返したかったのですが
ちょっとびっくりして
尋ねる気にもならない感じでした。
もちろん全部オススメものを
出してきたのかもしれませんし
最終的に決めるのはこちらですが
それにしてもたくさんあるし
「プロだろ!?
こちらの状況を踏まえての
自分の意見は?」
「それだけだったらカタログでよいではないか」
と瞬時に不満感です。
一緒にいた担当の男性雰囲気を察し
「壁の色とあうのはこのあたりが人気ですね
こちらだとちょっと落ち着いた感じで
こちらだと明るめですね
この素材だと少しやわらかい雰囲気で
ちょっと感じが違うかもしれませんが・・・云々
あとはお好みで選んでいただいて良いかと思います」
そう言っていただいて
やっとあれこれ好きなこと言いながら
選べるのです。
カーテンというものを買うことから
その先の部屋の雰囲気
作り上げていく部屋
そこで過ごす楽しさを想像させる
未来のワクワクをみせてくれる人は
自然とモノが売れます。
プロとしての情報提供は
事実の説明だけでなく
それによって得られる相手のメリット
ワクワク感を伝えること
事実はこうである
私はこう考える
ときちんと分けていれば
そこには当然、自分の意見や考えが
入ってよいし入るべきです。
医療における治療の選択
どんな説明も同じだなあと
時々思い出す出来事です。
▼▼
風の道メルマガ 人生を豊かにする大人の学び
登録はこちら
https://kazeno-michi.com/main/present/
▼▼
【YouTube】「風の道」チャンネル
ドクター永井の皮膚科
https://www.youtube.com/channel/UCJQ75viVs-Dc3Xqm3SLReOQ/
◆ 研修/講演のお問い合わせ
→ https://kazeno-michi.com/main/contactus