お任せは納得してから

怒りを表している人の対応が
コンフリクトマネジメントですが

怒りのもとには様々な感情があって
不安や葛藤も募れば怒りになる

そんな秘めた感情への対応も
コンフリクトマネジメント

病気を抱えれば
何らかの感情を抱いて
それを解決するために病院を受診します。

診療はコンフリクト・マネジメントです。

自己決定権がある
協同意思決定が大事

医者が勝手に決めて
押し付けるんじゃない!
と言われたりします。

患者さんに対しても
おまかせではだめですよ
という声もあります。

とは言っても
専門家の意見を聞かなければ
わからないのは当然です。

とても真摯なドクターから

「いくつかの治療があるときに
これが良いと思うと
それを強く押し気味に説明してしまうんですよね」
とちょっと気にされるように
言われたことがあります。

事実と意見を分ければ良いですよね。

一般的に標準的な治療とされているのはこれ
一番多く選択されているのはこの治療
それに関する説明やメリット・デメリット

これは事実

「『私』もこの治療が良いと思います。」

というI(アイ)メッセージの自分の意見

この治療しかない
というときには

普通は他の治療はしない、
一般的な病院の多くで行うのがこの治療、

という「事実」を伝えます。

「『私』も他の治療を最初からやることはしない」
と意見を伝えます。

十分納得してリスクも共有して信頼して
自分で「お任せ」と決めていただく

そんな小さな関係を築いていくのが
診療のコンフリクトマネジメントです。

 

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