水疱をつぶす? つぶさない?
YouTube No68
水疱ができる疾患はいろいろあります。
水疱は破ってはいけない、膜をとってはいけない、
と言われたりすることがあるのですが、
どういう意味があることなのかを解説します。
水疱ができる代表的な疾患
やけど、褥瘡(とこずれ)、糖尿病性水疱
水疱性類天疱瘡(自己免疫性水疱症のひとつ)など・・
病気への対応はいろいろですが
「皮膚の水ぶくれ」をみたらどうするか
確かに水疱をやぶいて皮膚をむいてしまうと痛いです。
なぜ破らないのか、ずっとそのままでよいのか
どういう意味があるのか、考えることが必要です。
何事も理由が大事
伝える時も理由があると、相手の腑に落ちます。
【水疱の処置の基本】
1.穴をあけてたまった内容液を出す
私は尖ったハサミを使うことが多いです。
水疱の被膜がやわらかければ、セッシでひっぱるだけでも穴があきます。
2.水疱蓋と水疱底を密着させる
下は傷です。 浅ければびらん、少し深いと潰瘍とよびます。
なぜ水疱の蓋をとってはいけないのかというと、
この膜がが傷の保護になるからです。ドレッシング材で保護するのと同じ効果です。
軽いものは下に皮膚が自然にはってきてそのまま治ります。
3.数日様子をみて治ってこなければ被膜を切除してしまう
ただし、下の皮膚がダメージが強いとそのままでは治りません。
いつまでも水疱の蓋をおいておくとだんだん汚くなってきます。
4-5日が目安、このままでは治らないと思ったら水疱の蓋(被膜)は切除して
潰瘍面を出して治療をしていきます。
糖尿病で皮膚の感覚がないとやけどをしても気づかないことがあります。
水疱は破ってはいけない、と思いこんでいたので
そのままにして感染をおこしてしまったりします。
ぷっくりした水疱にフィルムで保護は意味がありません。
水疱の下が黒くなっている、これは壊死組織といって深い潰瘍です。
水疱性類天疱瘡というのは自然に水疱ができてくる病気、別の動画で解説します。
飲み薬の治療が必要です。
なぜ破らないのか
どういう意味があるのかを考えることが必要です。
何事も理由が大事
伝える時も理由があると、相手の腑に落ちます。
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