ヘルペスとは？ 帯状疱疹と単純疱疹
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ヘルペスって気軽に呼びますが
皮膚にできるヘルペスには２つ
帯状疱疹と単純疱疹（単純ヘルペス）
ヘルペスとは日本語では疱疹
単純ヘルペスとは呼びますが、帯状ヘルペスとは言いません。
似てるところもあるけれど症状は違います。
◆帯状疱疹
帯状疱疹のウイルスに
初めてかかると水ぼうそう（水痘）です。
このウイルスに1回かかると
ウイルスが背骨の中にある神経のところに潜んでしまい、
一つの神経に沿って症状がでてきます。
初めに痛みがでてそれから水ぶくれを伴った
赤い発疹が出てくることが多いのです。
一つの神経が支配するところに発疹がでるので、名前の通り帯状に分布します。
痛みだけのときには診断が難しいこともあります。
顔面にもできることがあり、目の近くに皮疹があるときには
目にはいってしまうと視力が落ちてしまうこともあるので注意が必要です。
◆単純疱疹
口唇に繰り返すのが代表ですが他のところにもできます。
1か所に水ぶくれが固まってみられ、
神経痛のような痛みはありません。
抗ウイルス薬の種類は同じですが
帯状疱疹のほうが量が多く必要です。
単純疱疹で繰り返すときには予防的に長期に内服することもあります。
アトピー性皮膚炎の治療中にちょっと異なる
ジクジクした発疹がでてきたら単純ヘルペス感染のこともあります。
2種類のヘルペス ちょっと気にしてみてください。
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