元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法
ジャック・シェーファー、マーヴィン・カーリンズ
（だいわ文庫）
FBI捜査官
スパイをスカウトしたり
犯人を割り出して自白させるという仕事を
長年されてきた著者
決して説得するとか
強要するのではない
「心を支配する」とは
「好きになってもらい、信頼されること」
人間関係を円滑にする戦略
厳しい世界だからこそですが
日常までつながる内容が豊富です。
人に好かれる公式
近接＋頻度＋持続時間＋強度＝人物の好感度
上手くいかない関係も
公式で修復できます。
「好意シグナル」と「敵意シグナル」
好意シグナル
・眉をさっと上げて目を開く
・頭をかたむける
・本物の笑顔をみせる
人は100%自分に注意を向けてくれる相手に
好意を持つ
アクティブリスニング
言葉の使い方
相手に選ばせる、決めさせるような話し方
相手との信頼関係を気づきながら
同時に重要な情報を引き出している
信頼を深める4つの要因
・毎日必ず「思いやり」を示す
・「話題」を適切に選ぶ
・報酬と懲罰で関係を強化する
・共感を口にする
怒りへの対処法は必須のスキル
コンフリクト・マネジメントスキルそのもの
つながるものが
多々紹介されています。
相手にイエス・ノーで答える質問をして
イエス、ノーの答えでなく曖昧な説明を始めるのは
ウソがあるから、だそうです。
「好意シグナル」を発していると
自分に返ってきます。
ネット社会の問題も含め
実践的な日常に役立つ情報も満載です。
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