結果と解釈と伝達と

暑いですね。。

私は車移動なので
あまり暑い中で
外を歩かなくてもすみますが

都内の人混みだと
皆マスクしたまま歩いていて

気をつけてくださいね。。

なぜなくなった?

先日ドラッグストアに寄ったら
不自然に空いている棚があり

なぜうがい薬が売り切れる?
と思ったら

あとからニュースで知りました。

イソジンうがいが
新型コロナに効果??

そんなバカな・・

でもスゴイ影響ですね。
製造する会社の株価も高騰とか・・。

ひとつのデータ、結果と解釈

どこから来た情報?
と思いましたが

ひとつの施設での臨床研究ですね。

イソジンうがいをしたグループで
PCR陽性率が下がったという結果

陽性でないことと
感染していないこと
予防になること

は全く一致しませんが

それは発表していた方も
わかっていたものと思いますが

人々にはそうは伝わらなかったのでしょう。。

「結果」と「解釈」

論文では結果と考察として
書きますが

きちんと分けて判断することが必要です。

強く科学的根拠といえるには
綿密な計画や大規模な調査
結果分析も様々な条件を踏まえて
行う必要があります。

 

伝え方、伝わり方が・・

もちろん
臨床現場で感じることなど

仮説をたてて検証する
データを出すのは
すばらしいことですが

それが医学的根拠として
推奨できるかは別のこと。

 

それをどう使うか
どう解釈するか
どう伝えるか、伝わるか

「誰が」伝えるかということは
大きいですね。

何をどう話そうが
府知事の会見
メインの話

というだけで
大きく動いてしまうのです。

医療者の小さな努力
情報を信頼してくださった
とも感じますが

権力者の言葉は大きい
正しく伝えるのは難しい

イソジンはアレルギーをきたす人もいるので
害がでないことを願います。

でもあの会見は
誰か止めなかったのかなあ・・。

人々に不安の気持ちが
ずっと根付いている
ということも影響していますね。。

 

Dr.N
ちょっと引いて考える
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