もっともらしい情報は困りますね。

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先日、

「ワクチンについて
医療界を二分する声があるようですが、
先生の周囲では
ワクチン反対者はいますか？」
と尋ねられました。

「いないです。」

そんなこと言っている人が
いるよなあと
遠くには感じますが・・。

全然、二分ではなくて
ごくごく一部にワクチン不要論と
困ったことを言っている人がいるというのが
大半の医療者の考えです。

データもしっかり出ています。

ワクチン不要、国の暴挙とか
いろいろ言う方がいて、
そういった本がベストセラーに
なっていたりするので

大きな意見みたいに
捉えられてしまうことが
あるのかもしれません。

そういう本には
もっともらしく科学的根拠
のようなことも書かれているのですよね。

それおかしいでしょ、と
私でも言いたくなる内容も多々あります。

言論は自由ですし
それらしく聞こえてしまったりしますが

だれが言っているかは大事です。

「情報は客観視」です。

もっともテレビで述べている
肩書のついた方が
全部正しいことを言っているとは
限りません。

中には机上の話だなあ
現場知らないのだろうなあ
という方もいらっしゃいます。

やっぱり
最前線の現場の方の話はリアルです。

情報はだれが言っているのか
どこからのものなのか
考えて自分で判断しないといけないですね。

医療者でもあえてワクチンを受けていない
人もいるでしょうし
自分で決めていることですが

さすがに第５波は脅威すぎます。

今できる最大限のこと
と考えての選択ですね。

受けたくても受けられない
と言ったことも、もちろんありますが。。

ひどい副反応とか
その後も続くような副作用とかありますけどね。。

ワクチン接種後、全国で29人
副作用被害救済制度の適応
というニュースが出ていました。

これは薬のアレルギーなどで
ひどい副作用が起こったときに
国が治療費などの保障をしてくれる
制度です。

重症薬疹の方などをみる機会があるので
皮膚科では馴染みのある制度です。

まあ、今は間違いなくワクチンは
メリット＞＞デメリットです。

これからどう変わるかはわかりませんが
今現在の事実から判断するしかないです。

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