《読書ブログ》教えて!タリバンのこと

教えて!タリバンのこと
内藤正典(ミシマ社)

突然、日常から離れた領域の1冊

サラッとニュースの情報だけ聞いていると
女性を迫害する悪者のイメージ
もちろんそれも問題ですがそれだけではないのです。

2021年のタリバンによるカブール陥落
アメリカの撤退で
逃げようとする多くの人々の報道は衝撃でした。

今はどうなっているのか
島国日本にいるとわからない
地続きの大陸と宗教問題が
根底にあります。

もともとその地に根付いたイスラム教徒
イスラムと西欧諸国では
「自由」の観念が違う
欧米型の民主主義を否定するのがタリバン

イスラム教では主権は神
ルールは神にさかのぼる
人に法はつくれない
民主主義とは共存できない

著者は2012年に
京都でタリバンと政府側
それぞれの人を招いて会合を持った
欧米軍の撤退で合意したが
その後、政権交代して政府はアメリカ寄りになる

タリバンがつぶれたら内戦になる
武力でなく論理で解決したい

根底にわかりえないまだまだ深い問題があります。

悪者ではない
そういう人たちがいる
しかし、様々な人たちが
安全に暮らすために何が必要なのか

民主主義、法治国家
として統治されていること
一般の人々が安心して暮らせるのは
幸せなことです。

 

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