なにそれ?脂腺母斑 

母斑とは広い意味でのあざみたいなもの、
本来はもっていないもの、皮膚がつくられる途中の細胞が増えてしまったもの。
〇〇母斑というのはたくさんあります。

脂腺母斑というのは「脂腺」皮膚の脂の腺が普通より増えてしまったものです。
脂腺がもともと多いところにできやすいです。

頭が好発部位、生まれつき毛が生えていないところがあって
少し黄色っぽいことが多いです。

 

中学生くらいから少し盛り上がってきて気になるかもしれず、
さらに別のできものがでてくることがあります。
一番多い悪いものは基底細胞がん、これは切除しなければなりません。

局所麻酔で手術ができるという年齢になってから手術することが多いです。
似たような母斑の仲間として上皮細胞系母斑というのがいくつかあります。
その中でも表皮母斑というのは時々あります。
皮膚がつくられるときに寄っていくラインがありそれに沿って出てくることがあります。

「母斑」は良性ですが、脂腺母斑は二次的に悪性のものが出てくることもあるので
時期をみて切除するのが一般的です。

 

▼▼

風の道メルマガ 人生を豊かにする大人の学び

登録はこちら

https://kazeno-michi.com/main/present/

 

▼▼

【YouTube】「風の道」チャンネル  

ドクター永井の皮膚科

https://www.youtube.com/channel/UCJQ75viVs-Dc3Xqm3SLReOQ/

 

 研修/講演のお問い合わせ

→ https://kazeno-michi.com/main/contactus