人生の最期を考えるススメ
先日、高齢者の治療についてメルマガに書いたところ
医療職の方から感想をいただきました。
「高齢で手術をされる方も増えて
元気になる方ももちろん多いけれど
合併症をおこして亡くなることもあり
少なからず何らかの行動制限されてしまう。
患者さん自身望んでおられたのだろうかと
疑問を感じてしまいます。
アドバンスケアプランニングは、
現場にどのくらい浸透しているのか、
考えてしまいます。」
現場の医療職は
入院、手術後のせん妄や認知症の進行など
多々みています。
医療として良い選択を勧めるのが
本当にその人にとって良い選択だったのか
リスクを納得、理解していたのか
ご本人もしっかり考えられないとわからない
矛盾を感じることは多々あるのです。
ご本人の意思が最優先ですが
ご本人がすでに認知症があったり
意思表示できない状態であったりすると
ご家族に意思決定をお願いします。
なるべくご本人の意思に沿って
というのが基本ですが
そんな話をご家族としたことがないと
本当はどうなのか、わからないのです。
アドバンスケアプランニングというのは
人生の最終段階の医療について
本人を主体に話し合い
本人による意思決定を支援するプロセス
自分の最期をどんなふうに過ごしたいか
本人も考え、医療者は支援する
広まってはきていますがまだまだなのかもしれません。
一生懸命な医療者は
日々いろいろな矛盾や葛藤を感じながらも
忙しい仕事に追われています。
ありがたいです
と自分はちょっと医療職と言いつつ
引いて外からみてますが・・。
でも引いてみているから
すごいなあと思うこと
あらためて気づくことががたくさんあります。
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