「風の道」 命名とロゴ

オフィス 「風の道」 命名とロゴ

会社名をどうしようかと思っていた2018年4月,
かねてから念願だったブータン旅行についに行ってしまいました。

さすが,幸福の国,と言われる雰囲気を随所で感じます。
観光名所や一般のご家庭でのお食事など,
イケメンドライバーと日本語堪能な知的なガイドさんに同行いただき,
楽しませていただきました。

崖のような切り立つ山にそびえる寺院,橋の欄干いっぱいに
いたるところにたなびく旗。文字がぎっしり書き込まれています。

「風の旗」です。
書かれているのはお経で,幸せが世界中に飛んでいけ,という祈りが込められています。

「風の旗」ビビッときました。

でも,もう一息・・。

人生の道をどう考えて作っていく・・というのはずっとイメージにありました。
空にたなびく旗より大地の道・・。

風の道

これだ!

風,Wind

2010年から2017年まで大学病院で女性医師支援部門の責任者を務めていました。
所属する部署の宣伝のためのニュースレターを50号まで発行しました。
そのニュースレターの名前は「Wind」でした。
新しい風を吹き込む,と意識してつけた名前です。
そして,女性医師のネットワークは「Wind Joy Net」と名付けて活動していました。

ご縁があります。
そして次なる道です。

常に新しい風が吹き込む道を進む,時に穏やかな,
時に激しい風かもしれませんが,いつか通り過ぎ自分の力になります。
新しい風を受け続けながら,吹き込みながら,
自信を持って満足する人生を歩む,そんなイメージにぴったり。

ロゴの作成をお願いしていたのは,
デザイン会社を経営していたこともあるという異色の経歴を持つ
トレーニングジムのパーソナルトレーナーの方。

「風の道,いいですね!!」と言っていただけました。

そして、命名のきっかけとなったブータンの旗のイメージを
「風」の文字でみせるという素敵なロゴを作っていただきました。

見ていると力が湧いてきます。
ロゴってこんな風に考えて作るんだ、こんな力があるんだ、とワクワクしました。

実は,私は伊勢神宮が大好きで何度もお参りに行っています。
スマホの待ち受けは伊勢神宮の参道の写真です。
ロゴを見ていたら,この参道が「風の道」にみえてきました。

ロゴの解説を作製者にお願いしました。
三浦貴大(クリエイティブディレクター/パーソナルトレーナー)

 風の動きや上昇するイメージ,ブータンのお話をうかがい,
きっかけとなった「旗」のイメージを取り入れたいと思いました。
見る人の印象に残る,常にフレッシュな,見る人をワクワクさせるようなデザインを考えました。

デザインは,「誠実」「真面目」「堅実」を想起させる直線的なデザインと
「自由」「女性的」「ソフト」「親近感」を想起させる曲線的なデザインをシンボライズしました。
「風」を示すロイヤルブルーは上品さと誠実さを伝えています。
風の文字はたなびく旗を落とし込んでいます。
少し上向きな文字の流れは,デザイン全体にフレッシュ感と風の躍動を演出し,
風の上昇する方向や右肩上がりの会社のイメージを表現しています。