今年最後の講演 ~患者さんに向けて

いつも大丈夫・・はダメ

週末は今年最後の講演

ちょっとこれまでにない雰囲気の
患者さんの会でした。

いつも動画の音声確認を
早めにしているのに

ずっと順調だったので
大丈夫と思い込み

この日に限って
ギリギリになって準備したら

音声が出ない・・

大苦戦(病院のかたがですが・・)の末
無事終了。

常に初心を忘れず
確認を怠らないこと

反省です。

しっかりした患者さんたち

東京ど真ん中
高級感漂う病院

担当の先生がエムスリーの私の記事を読んで
呼んでくださいました。

患者さんはご高齢の方が多かったのですが
おしゃれな雰囲気の方も多く
毎月開催しているという勉強会

みなさん自分の信念をしっかり持っていらして
主治医の先生への信頼は強固。

医療者と患者さんが
半々と聞いていたので

どちらにも伝わるように
と考えたのですが

完全に患者さん主体
ということが現場で判明。

特に人数が少ないと
その場の空気の違いが届き

今ひとつ対応仕切れなかった
感もあり反省。

その場で相手主体の話に
変えられないといけないのですよね。

上手に医療を利用して

インフォームド・コンセントの問題は同じ

簡単な説明しかない
言われていることはわからない

治らなくて
あちこちの医者にかかって
やっと自分で大きな病院に行ったら
判明した

言いたいことは言えない

これまでも意見が多数。

山口育子さんの著書
「賢い患者」から

「医師にかかる十箇条」 を資料に入れて紹介しました。

患者さんのための「新・医者にかかる10箇条」
 (「賢い患者」山口育子著 岩波新書)
①伝えたいことはメモして準備する
②対話の始まりはあいさつから
③よりよい関係作りにはあなたにも責任が
④自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
⑤これからの見通しを聞きましょう
⑥その後の変化も伝える努力と
⑦大事なことはメモをとって確認
⑧納得できないときは何度でも質問を
⑨医療にも不確実なことや限界がある
⑩治療を決めるのはあなたです

もっと詳しく書かれているので、ぜひ著書をお読みください。

伝えたいことをしっかり伝えて
医療者と一緒に自分の人生に
医療を活用していただきたいです。

患者さんからも
よい波動をお願いします

とお伝えしました。

 

Dr.N

コミュニケーションはお互いの波動から