退屈のすすめ
五木寛之（中経出版）
懐かしの著者
時々読み返すと受けるものが違います。
退屈するのは人間だけ？
自分の休日は
自己と向き合うべき
・靴と遊ぶ
平壌での抑留生活から
脱出できた鍵は靴だった。
いざという時に大事なもの
自分にビッタリなものを履きつぶす
・車と遊ぶ
徹底的に謙虚になることから
本当の車との付き合いが始まる
・アートと遊ぶ
アートのエネルギーを浴びる
人気のない画廊や美術館で
1日過ごすのは良い休日の過ごし方
・本と遊ぶ
活字を読む病気
3冊残せと言われたら何を残すか
本は精神を鍛える道具
1冊のうちで1行残る部分があれば十分
何とでも遊ぶ
知性と同じように
哲学や信仰もまた
天与のものを必要とする
「知的」と「知性」は無関係
と納得した上で
軽く頭に負荷をかけた
よい休日の過ごし方を探す
「退屈」という時間があることは贅沢
いつもと違う時間を過ごす
感謝して使いたいものです。
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