つなぐ方におまかせする
ある病院でのバイトで
訪問診療に時々関わっています。
高齢者施設にあちこち訪問に行っているのですが
皮膚がかさつく、と保湿剤を希望される方が
増えてきました。
希望といってもご本人ではなくて
施設の看護師さんです。。
ほとんどの患者さんは
コミュニケーションがとれないので
見ている看護師さんが
受診が必要かどうかを判断しています。
カサカサだけなら保湿剤
ヒルドイドが手軽ですね。
ワセリンでもよいのですが
べとつくのでお好みによります。
乾燥肌はほおっておくと
かゆくなって赤くなって
「湿疹」になってしまうので
こうなったらステロイド軟膏を使います。
ステロイド軟膏とヒルドイドやプロペトを混合して
使いやすいように容器に入れたものを出します。
病名は皮脂欠乏性皮膚炎
施設の看護師さんが
よくみていて
かさついてるので保湿剤がほしいとか
かゆがってますとか
伝えてくれるので私は楽です。。
時々、ちょっと問題になるような
疾患の方も混ざってくるので
そこでの切り替えと素早い判断が大事。
医療者と患者さんのコミュニケーションと言いますが
ゆっくり接していると終わらないので
ご挨拶だけはしますが
日頃接している看護師さんに任せて
スキルだけ提供で許していただきます。。
素早く効率よく回れるように
準備にかかっています。。
これもチーム医療です。
乾燥肌は早めにお手入れしましょう。
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《著書》これからの医療
〜5つの「患者力」であなたと医療を守る!
永井弥生 著 (ごま書房新社)
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ドクター永井の皮膚科&コンフリクトマネジメント&ピアノ&読書
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