知っておきたい「うつ」の真実
信田広晶(幻冬舎)

世の中の情報には
間違っていることがたくさんある
精神科医であり統合的な医療を提供している
著者は指摘しています。

情報過多、ネット社会
コミュニケーションの変化
働き方の変化
IT化で勤労者に課す要求水準が上がる

その要因も複雑化し
患者も増えている

「うつ」とは
言葉に言い表せないほど
辛くて沈んだ気分になり
物事に対して
興味や喜びが感じられない日々が続く
といった症状

年代でも異なる
若い世代は身体あ思うように動かない、
無気力といった症状から始まり
軽症でも注意が必要
40〜50代は経済や社会的問題から
60代以降は喪失体験や老年期の問題が
きっかけとなる

初期症状は身体に現れる
若い世代の「新型うつ病」
職場にいるときだけの症状
うまくいかないと他人のせいにする

治療は十分な休養、薬物療法、心理療法

薬に対する誤解は多々ある

カウンセリングは有用だが
思いを伝える相手との相性もある
思いを整理する時間が必要なので
繰り返して行うべき
最終的な問題解決は自分自身

認知行動療法
物事の捉え方・認知を変え、
行動を変えていくということ

理屈より感情で考える人には
向かないこともある

こころは感じるもの
生きる主体としての自分軸を
取り戻していくのが治療

自分でもできる
アサーショントレーニング
セルフケアも大事
良い生活習慣が一番
笑う習慣で幸せホルモンが出る
朝の過ごし方で変わる

信頼できる医師との
オーダーメイドの治療が大事

うつ病の克服には
自分と向き合うことが必要

まず自分が幸せになることを決意する
「自発的幸福」を得られること
自分はこれでいいんだ、と思えば
自分はこうして生きていく、という自分軸ができる

治療のゴールは
「自分らしく幸せを感じながら生きていけること」

病名は一つでも症状も治療も異なる
単なる治療方法といいうだけでなく
日常から生き方までつながっていきます。

 

「明日にのばせる予定は
明日にのばしなさい」

だそうです。

疲れたなと思った時は
あせらずでOKです。

 

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