被害を抑える平時のしくみ
東北新幹線の復旧が予定より早まって何よりです。
新幹線が脱線しても横転したりしないのは
そうならないような装置が
備えられているからとのこと
もちろんどんな状況でも絶対ということは
ないかもしれないし
実際に乗っていた人にとっては
生きいた心地のしない衝撃と
その後の帰宅までの長い時間
その事実経過を聴くのが
一番リアルに伝わります。
これから検証されるのでしょうが、
起こらないように、という予防とともに
悪いことが起こっても
重大な事態に至らないようにする
という考え方は危機管理の大きな鉄則です。
病室でもたまに、ベッドでなく布団を敷いて
寝ている高齢者がいらっしゃいます。
動いてベッドから落ちるリスクへの対策
だからといって動けないように
抑えてしまうわけにもいかない
リスクを判断してできる対策をとる
大きなことでも
身近なことでも
基本の考え方は同じです。
産業医先で厨房のあるところに行くと
ガラスのコップやお酒のびんなどが
ちょっと揺れたら落ちるのでは
という並び方をしているところが多いのです。
利便性も必要ですが
せめて使わない時は収納の対策を
とってほしいなあと思ってしまいます。
平時には忘れがちになりますが
地震は起こる可能性が十分にあるリスクです。
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