災害は続く

災害は続く

大雨も大変でしたが
残暑の暑さが厳しくなっています。

新型コロナは災害時レベルの地域も多々
地方に広がっていますね。

増えていないといっても濃厚接触者を追いかけるのが
追いついていない現状ですから
こんなものではないのでしょう。
感染はまだまだおさまりません。

先日も久々に怒り!
というか、あきれました。

あるいつも強気発言の
有名女性ジャーナリストがテレビで

「死亡者数をみてください。
こんなに少ないんですよ。
感染者数だけをみるものではないんです」

と現在の危機に否定的な発言。

命にかかわる重大なことに関して
ひとつの面からしか
物事をみられない人なのだなあと

いろいろ意見を言っていても
この方の言うことは
何も信じられないなあと思ったのでした。

医療界と外とのギャップ
どうにもならないのかなあと思うこともあります。

感染騒動当初の高齢者が亡くなっていた
ときとは異なって
重症者数はうなぎのぼり
40代、50代が中心になっています。

重症になるのはあっという間ですが
回復には数週間
増え続けるのは当然です。

変異型ウイルスはこれまでと違う、
感染力は高く怖いです。

死亡者が少ないのは
若いから予備力があるし
医療機関がギリギリのところで
必死に対応しているからです。

有事の状況
既存の施設でなんとか頑張れ
と言っても限界があります。

それぞれの小さな病院やクリニックで
感染対策しながら対応したり
重症化のときに入院先がみつからないと
厳しいものがあります。

自宅を訪問するために
かかる人と時間と費用
効率が悪いです。

野戦病院をつくれ
という声はありますが
進みませんね。

きちんと防御できる体制がとれれば
自分は手伝いにいくという
医療者はいるのではないでしょうか。

医療独自では限界もあり
政策として考えてほしいものです。

病院もですが
搬送先がない救急隊
手が回っていない保健所

最前線のご苦労、大変なことです。

いろいろ言う人はいますが
明らかに間違った情報もたくさんあります。
ワクチンは一番の専門家たちが
推奨する方策です。

今は高齢者の重症化が少ない
間違いありません。

若者が接種会場に押し寄せる、
受けたくても受けられない状況だったのです。

しかし、じわじわ死亡者が増えています。
入院が早くにできないと
どうしても治療が遅れて最適な治療が提供できません。

日本全国
災害列島へと進んでいるのでは・・。

 

 

 

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