転職の思考法
北野唯我（ダイヤモンド社）
転職に必要なものは
情報でもスキルでもない
「判断軸」
うわべの転職情報でなく
情報を見極める「思考の軸」
自分の市場価値を高めるために必要なもの
①技術資産
20代では専門性、30代では経験
が重要になる
②人的資産
40代では人脈
③業界の生産性
一人あたりの粗利
仕事にはライフサイクルがある
生まれては消えていく
伸びていく業界に身を置くことは
それだけで価値がある
会社選びの3つの基準
・マーケットバリューは上がるか
・働きやすいか
・活躍の可能性は十分か
マーケットバリューと給与のギャップは
40代後半になるまで
誰も教えてくれない
仕事における楽しみ
人間には
「何をするか」に重きをおく
to do型の人間と
「どんな人でありたいか、
どんな状態でありたいか」を重視する
being型の人間がいる
99％の人はbeing型
なので「心からやりたいこと」
がなくても悲観しなくてよい
beingに必要な状態
自分の状態：適切な強さ、信頼できるか
環境の状態：緊張と緩和のバランスは
心地よいか
小さなやりたいことを探す
他の人から上手と言われるが
ピンとこないもの
普段の仕事の中で
まったくストレスを感じないこと
転職における失敗とは？
失敗につながる唯一の条件は
「覚悟を決めるべきときに
覚悟を決められないこと」
転職が当たり前になれば
「個人」はより自由になり
社員をひきつけようという「会社」は
より魅力的になる
主人公「青野」の物語として
描かれているので
楽しんで読めます。
「転職」を通して
「自分の人生を選ぶ力」
をつけるための思考法です。
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