やけどに注意
YouTube No58
やけどの多くなる時期です。
「あとが残りますか?」とよく聞かれます。
やけどは深さが重要。
表皮だけの1度、真皮までの2度、脂肪までの3度、
2度は真皮の浅いところか深くまで及んでいるかで
浅達性2度と深達性2度に分けられます。
浅い2度は毛穴が残っているので
表皮が再生するのが早いのです。
1度:赤いだけ
でも1−2日たって水疱になることもあるので注意が必要です。
2度:水疱になっている、破れて皮膚がむけている
3度:皮膚が壊死している 広い範囲に皮膚がむけている、
白くなっているときは深い2度かなあと思いながら経過をみます。
深い2度ではキズが瘢痕になって盛り上がることがありましたが、
今は瘢痕が盛り上がりにくい治療薬もあります。
3度は壊死組織を付すのでこれをとらないと治りません。
薬でとかしたり、手術で切除したりします。
広範囲だと植皮という手術が必要になります。
痛くない平然と受診する3度熱傷があります。
「低温熱傷」湯たんぽやあんかによるやけど、
いつの間にか深くなっていることがあります。
やけどしたときは流水で冷やす、
範囲が広い時は冷やしきれないので範囲が広いときは急いで病院へいきましょう。
小さいものならワセリン、ガーゼの処置で
落ち着いてから受診でもよいです。
やけどは1日〜2日で腫れや水疱が進むことがあるので、
医療者の方は先の見通しの注意をお話しておくことも大事です。
冬はいろいろなものを触れてしまってやけどするケースが増えます。
注意して、でももしやけどしてしまったら落ち着いて行動しましょう。
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