コロナ後の世界
内田樹(文藝春秋)

コロナはお腹いっぱいかもしれませんが
コロナ禍にあちこちに書かれた原稿、
日本の課題を振り返ることができます。

「生きている」気がしなくなる国
痛烈な言葉

人々が不寛容になっている
尖った言葉を使っている

と言いながら
「尖った言葉が行き交う
現代社会を憂えて
人に親切にしようと思っている男が
思い余ってつい『尖った言葉』を口走ってしまう」
自分で解説しています。

平時と非常時では判断基準が変わる
人間は他者からの敬意を糧に生きる存在

国難のとき
国民が緊急事態だから
政府の言う通りに委ねようと思うかどうかは

平時から
指導者が国民全体の福祉と
健康と安全を目指していることを
優先させていると
思われているかどうか。

どんな組織でも同じですね。

貧富の格差と
中産階級の力の低下

国力は下がり続け後進国になる
統治しやすい国では
国民は自分でモノを考える力を失う

日本学術会議の任命拒否
学術的価値の上に政治的価値
と示している

中国の歴史
オークウェルの著書「1984」
からみえる現在につながる
リアリティ

まだコロナ禍真っ最中から
書かれたものですが
今の政治がどう見えるのか
現実はどうなっていくのか

堅苦しいと感じる内容もありますが
文体は読みやすいです。
これからの批評も楽しみです。

 

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