世の中はコンフリクトだらけです
ハラスメントもコンフリクト
昨日の地元新聞記事
介護施設の職員が
新型コロナに感染
職員の子供が
保育園への登園自粛を求められた
保育園が悪いと言うような印象の伝わり方
風評被害と言われた
でも保育園としては
これを風評と言われたら
予防ができない
当然の予防行為なのに、というのです。
わからないから、自ら引く
私も勤務する病院が
感染者の発生で外来休止
患者さんのいた病棟に
全く近づいてはいませんが
高齢の母がいる
実家への出入りはやめて
他のバイトも休みました。
そうできる環境であった
ということもありますが
相手が気にするかも
というのが一番の理由です。
直接の感染患者さんへの
接触者以外に
感染は拡大していないと
事実が判明した時点で
普通に戻しました。
事実をもとに、そして伝え方 です
わからないから不安になる
直接の感染者への濃厚接触者
さらにその周囲の人
クラスターの場合
どこまで感染しているのか
判明するまでは
もちろんわからない
わかるまでは自ら避ける
というのも選択です。
事実がわからないときは
予防の境界線が高くなります。
可能性は低いのだから
どうすべきかきちんと話し合う
というのも選択です。
そして同じ自粛を求めるにも
相手を思いやり
事実がわかるまで
という「伝え方」ひとつで
内容が同じでも「伝わり方」が違い
やむを得ない予防にも
ひどい風評被害
にもなりえます。
事実をていねいに
みていかないといけないですね。
「登園拒否された」
というと
ひどいことをされた
というイメージかもしれませんが
本当はやむを得ず
丁寧に伝えていたかもしれません。
当人の受ける印象は
伝え方で決まります。
コンフリクトですから。
決めつけると誤解を生む